直感的に操作でき、新人もすぐに使いこなせます
――最初に、御社の事業内容をお聞かせください。
加美山 学氏(以下、加美山氏)ブレイブは、医療、介護、保育領域に特化した人材派遣会社です。2011年に創業し、19年にマイナビグループのグループ会社となりました。現在の登録数は23万人(2025年4月現在)、支店数は日本全国に35拠点あります。
――御社がPORTERS Staffingを導入した経緯を教えていただけますか。
加美山氏 PORTERS Staffing(以下、PORTERS)導入前に使用していたシステムは、求人軸で構築されていました。求職者を軸にした勤務地マッチングなどを行う当社にとってはそれが不便で、現場がシステムに合わせる状態になっていました。効率化して業績を上げるためのシステムであるにもかかわらず、結果的に現場のストレスを増やし、業績アップにもつながっていない。このままではいけないと思い、柔軟なカスタマイズができるPORTERSの導入を決めました。
そうして導入してからかなり時間が経ちましたが、カスタマイズ性の高さに感動し、導入したあの時の決断は間違っていなかったと自負しています。
――うれしいお言葉をありがとうございます。カスタマイズ性の高さが導入の決め手だったのですね。
加美山氏 はい。カスタマイズ性の他には、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)に優れ、直感的に操作できるところも高く評価しています。他システムの多くは不要な項目も全て表示されますが、PORTERSは必要な項目だけを表示できるので視認性が高く、入社したばかりの新人でもすぐに使うことができます。
――どのような部分に視認性の高さを感じていますか?
加美山氏 特に、グローバルメニューから次の画面へシームレスに移動できる点に視認性の高さを感じます。一般的なシステムの多くは何回もクリックしてドリルダウン(階層を掘り下げる)しますが、PORTERSはタブを増やさず1画面に必要な情報が表示されているので、その手間が省けます。
ユーザーの利便性を考慮しながら二人三脚で導入作業をしてくれます
――システム導入時に印象的だったことは何でしょうか。
加美山氏 前システムからのリプレース(置き換え)が1番大変な作業だと感じています。一般的なシステムは、ある程度決まった機能群に対して、自社の業務オペレーションを合わせていく必要があります。しかしポーターズは当社の業務オペレーションを知り、すり合わせるところから併走してくれました。これには感動しました。たしかに、ユーザーの個性が分からないのにシステム構築なんかできませんよね。ですが、多くの場合はユーザー側がシステムに合わせているのが現状です。
ポーターズの担当者は、ユーザー目線に立って、どういう風に使いたいか、PORTERSをどう動かせば実現できるかなどを細かくヒアリングして、利用者との二人三脚で利用開始まで導いてくれます。
――社内へはスムーズに浸透しましたか?
加美山氏 業務のシステムが変わるのは、現場としては負担でしかない。誰もが嫌がります。その現実を少しでも早く解消して快適に使用できるよう、ポーターズの担当者が導入研修をしてくださいました。おかげさまで、大きなハレーションが起きることなく今日まできています。
――導入後のフォロー体制はいかがでしょうか。
加美山氏 よくある話で、導入後にシステム会社へ問い合わせをすると、何日か後になってようやく担当者からメールか電話で返答がくることがあります。PORTERSの場合は、問い合わせをするとすぐに回答してくださいます。加えて、毎月開催する定例会でも相談できる点もありがたいです。
基幹システムですから、システムに不具合が起きれば1秒でも早くリカバリーする必要がありますので、対応の早さは本当に助かっています。このようなユーザーに寄り添ったシステム構築をしていただける点も、同業他社にはない、唯一無二の魅力だと思います。
――具体的な相談事例を教えていただけますか。
加美山氏 例えば、私は項目や動作に細かくこだわる性格なので、「プルダウンが最適かラジオボタンのほうが利便性は高いか」など理想の形を追求してとことん相談しました。PORTERSの担当者はそれにきちんと付き合ってくださり、できなければ代替案を出すなどの対応をしていただけました。
こんなこともありました。当社のマッチングは、多くが求人軸ではなく求職者軸です。特にエッセンシャルワーカーはエリアで職場を決める傾向があるため、地図マッチングが欠かせません。一般的なシステムは求人を軸に組まれているため、求職者軸の場合は他のシステムと併用するしかありません。「これをなんとか、PORTERS単体で再現してほしい」と、担当者に相談をしました。すると、自社だけでは難しいからと言って協力会社を紹介してくださったんです。そして、無事に地図マッチングの機能を実装することができました。もしもこのシステムを自社で開発すれば何年もかかりますが、おかげで半年もかからずに実装できました。
――途中で弊社の担当者が変わりましたが、担当者が変更しても変わらぬサービスを提供できましたか?
加美山氏 はい。正直、担当者が変わると「今回の担当は仕事が遅い」「前任がよかった」と思うこと、ありますよね。ポーターズに関しては、それが一切ありません。後任の方も当社をしっかり理解してからご連絡をいただきました。
システム統一は業務効率化だけでなくコスト削減の効果も
――PORTERS導入により、どのような成果がありましたか?
加美山氏 PORTERS単体でフロント業務が完結し、業務の効率化を図れた点が1番の成果です。以前は、エントリーをATS(採用管理システム)で対応したら基幹システムへ行って別のバックオフィスで処理するといった、複数のシステムを横断する手間がかかっていました。複数のシステムを使用すればコストもかかりますので、費用面でも導入効果が出ています。
――御社は、これまで別のシステムで管理していた情報をPORTERSに統合してくださっています。情報の一元管理によって得られたメリットを教えてください。
加美山氏 主に、KPI管理に役立っています。PORTERSから出力した情報を加工し、日報や週報として KPI進捗を共有する使い方をしています。情報は、BIツール(データ分析、情報変換ツール)で視覚化し、業務の進捗や生産性の向上具合などの指標を確認しています。
従業員一人ひとりが日頃からKPIや目標数値に触れる機会が増えることで、数字を意識する文化は自然と醸成されていくと考えています。その点、PORTERSはKPIに必要な情報を単体で一元管理できるため、必要な指標をワンクリックで確認できます。集計や可視化の手間が減り、誰もがタイムリーに数字を把握できる環境が整ったことで、業務への意識や行動が変わり、結果として売上向上にもつながっていると実感しています。
こまめなアップデートで進化を実感
――他に、PORTERSの良い点があれば、教えてください。
加美山氏 メジャーアップデートの回数が多いと思います。一般的なソフトウェア開発では、コストありきの開発スケジュールを組む傾向があります。一方でPORTERSは、要望が多い項目からアップデートして回収するスタンスで、しっかりとマイルストーンを置いて定期的に開示しています。ユーザーとしては、要望ベースのアップデートが重なるたび、どんどん使いやすくなる実感が湧き、今後の期待にもつながります。これも、導入してよかったと心底思える理由の1つになっています。
――ありがとうございます。導入を検討中の皆さまへ、メッセージをお願いできますか。
加美山氏 もちろんです!皆さん、システムのリプレースは本当に大変で、二の足を踏むと思います。ですが、PORTERSはそれを超える価値があるシステムだと思います。
また導入にあたり、主導権が現場ではなくコーポレート側にある場合、設計の最中に何かしら現場と意見の相違が生じます。そのとき、現場の意見をいかにヒアリングするかが、スムーズな導入と運用のポイントになると思います。
――最後に、御社の展望をお聞かせください。
加美山氏 エッセンシャルワーカーは、慢性的な人材不足という課題を抱えています。当社がしっかりとマンパワーを供給し、社会課題を解決する一助になりたいと考えています。
株式会社ブレイブ
株式会社ブレイブ
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル 30F
https://www.braves.co.jp/
2011年創業。看護、介護、保育領域に特化した人材派遣事業を展開。登録スタッフ数23万人(2025年4月現在)、支店は日本全国に35拠点。2019年よりマイナビグループにジョイン






