HRビジネスクラウド お客さま導入事例

タリスマン株式会社
タリスマン株式会社

ヘッドハンティング型紹介で組織的拡大

ヘッドハンティング型の紹介という競争度の高い分野で安定的な拡大を続けている同社。海外アプリケーションでの情報管理からHRBCへ移行し、より鋭敏な業務判断ができるようになったという。同社の3氏に聞いた。

「顧客満足度の高いサービス」を支える独自の3つの手法

-タリスマン株式会社について教えてください
(亀田氏) 弊社には、ユニークな経験を持ったコンサルタントがそろっていると思います。
例えば、私自身は、以前は外資系の人材紹介会社でチーム・部署をマネージするという経験を持っています。他にも、15年ほどニューヨークで人材紹介をしていた者や、大手企業での人事経験がある者もおり、バラエティに富んだ人材がそろっている会社であるといえます。

各分野で豊富な経験を持つコンサルタントが、業界のキーとなるプロフェッショナル人材とのネットワークを形成しています。また、海外就業経験者のあるコンサルタントも多数おりますので、海外人材との活発な交流も実現しています。

弊社は、顧客満足度の高いサービスを実現するために、3つの手法を用いています。
一つ目は、ヘッドハンティングです。顧客から指名で「この会社のこの方」という依頼があれば、サーチをし、ヘッドハンティングの手法をもってニーズを実現します。

二つ目は、専属サーチです。採用の期間や人数などの顧客ニーズに応えるため、弊社内でプロジェクトチームを形成し、条件付きの募集案件対しても、迅速に人材を供給します。

三つ目は、弊社の特徴である、専門リサーチチームの常設です。弊社は、北海道にリサーチチームを構えており、まずはリサーチ機能に専門性を持ったリサーチャーが、国内外の優秀な候補者にアプローチをすることがあります。その後、コンサルタントが実際にその候補者にお会いしたのち、クライアントにご紹介するといった手法もとっています。

上記の3つの手法で人材のサーチに当たることで、他社には絶対負けない、満足度の高い顧客サービスを提供しています。さらに、オンライン、オフラインをともに、昨今様々なサーチ手法が出てきている中、弊社独特の新しいサーチ手法の開発も行い、更なるサービス向上を目指しています。

ヘッドハンティングでシステムに欠かせない3つの特性

-HRBCの導入のきっかけは?
(渋田氏) 以前は、海外のアプリケーションを利用しておりました。設立当初から利用しており、使い慣れてはいたのですが、コストが高くなってきたことに加え、時差の関係から、サポートサービスにも問題がありました。イギリスの会社の製品でしたので、日本時間で朝からシステムの不具合があると、対応してもらえるまで、夕方の5時まで待たなければならない、ということもありました。そこで、システムの移行を検討していた時に、HRBCはコスト面でも弊社のニーズに合致しており、ヘッドハンティングでシステムに欠かせない下記の3つの特性を兼ね備えていたことから、移行を決定しました。


1.常に変化する業界専門用語に対応
弊社は業界特化の人材紹介サービスを提供させて頂いており、私はIT業界を担当しております。ミドルからハイクラスのIT業界のエンジニアと対する場面では、様々な専門技術や用語が出てきます。その中で、弊社ではどのようなキーワードを重視して人材を確保し、顧客に紹介していきたいのかを決める必要があります。HRBCでは、私たち自身で選定した専門技術・用語を、随時システムに設定することが出来るので、その機能は重宝しています。
更に、私たちが対応する候補者は日本人の方だけではありませんので、国籍、言語、専門知識・経験など、実に多様な性質を持った方々、またその対応履歴をシステムに登録していく必要があります。HRBCでは、任意の細かい選択肢の設定ができるので、非常に利便性を感じています。

2.細かなKPI管理の実現
弊社はKPIを非常に重要視しており、HRBCを活用したKPI管理にも力を入れております。ヘッドハンティングという弊社のサービスの性質から、ターゲット企業の構成や、ターゲットになる候補者の履歴などを記録していくことはもちろんのこと、リファーラルが何件、又はサーチで何件、紹介できたのは何件、など、パフォーマンスが細かく可視化できるように、導入時にポーターズさんにHRBCの設定をしていただきました。HRBCから出したKPIのレポートを使い、グラフを作成したりして社内で活用しています。抽出したデータは、「毎月必ずこの数字の紹介をとってくる」というKPIの設定・トラッキングの他にも、そのKPIを達成するためにどう行動するか、といった戦略確立にも利用していきたいと思っています。

3.海外展開後も使える多言語対応システム
さらに、導入時のポイントの一つでもあったのですが、HRBCでは、インターフェイスを英語、又は自分たちの使いたい言語に変えることが出来ます。弊社は、将来的な海外展開も見越してビジネスを進めており、現時点で既に英語インターフェイスでHRBCを利用している部署もあります。今後、日本で使っているHRBCを、海外支店でも利用しようと考えています。

潜在転職者層とのコミュニケーションを活性化

-御社の今後の展望について教えてください
(盛内氏) 今後システムを活用して解決していきたいのは、コンタクトはできているが、積極的に転職活動はしていない優秀な候補者とのコミュニケーションを管理していくことです。人材サーチにより、潜在転職者層の方々とのコンタクトや情報収取は出来ます。しかし、その方がすぐに転職しないとなった場合、または、かなり受け身な候補者の方の場合は、一回コンタクトをした後、少しして気が付いたら他の会社に転職してしまっているということがあります。このような事が無いよう、システムに入力されたデータをうまく利用し、潜在転職者層とのコミュニケーションを管理していきたいと思っています。

日本クオリティーのサービスを海外へ

また、これからは弊社が日本国内で作ったノウハウを、海外にも展開し、チャレンジしていく予定です。現在、既にサンフランシスコ支店があり、現地で少しずつ実績を上げてきておりますが、今後は上海、ジャカルタ、シンガポール、香港などで展開をしていきたいと考えております。弊社は、社員数は少ないのですが、現在既に拠点がいくつかあり、これからも拠点を増やして行こうと思っているので、例えば、日本で獲得した候補者を、別の拠点でも紹介できるようなシステムや組織の体制を研究していかなければと思っております。


※本記事は、2015年の同社インタビューに基づいて作成されました。

タリスマン株式会社

https://talisman-corporation.com/ja/talisman/

2012年、外資系サーチファームの出身者数名で設立。IT業界特化でスタートしたのち、現在は金融、製薬医療、消費財の業界に特化。独自のサーチ手法による顧客満足を軸に、2015年に社員20名、2017年には30名まで拡大。東京、大阪、北海道、サンタモニカにオフィスを構え、外資系、又は日系でもグローバルに展開する企業へ、ミドルからハイクラスの専門職やバイリンガルの人材紹介を行っている。社名「タリスマン」は「幸運をもたらすもの」という意味があり、採用の場面において顧客の劣勢を跳ね返し、その成長を加速させるような存在でありたいという設立時の思いが込められている。

Interview with
盛内 文雄

タリスマン株式会社
マネージングディレクター

Interview with
亀田 和明 

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アソシエイトディレクター

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渋田 和寛

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ディレクター