HRビジネスクラウド お客さま導入事例

株式会社モード・プランニング・ジャパン
株式会社モード・プランニング・ジャパン

求職者への求人提案数が3倍に増えた

看護師、介護士、保育士といった専門職に特化した人材紹介・派遣を行っているモード・プランニング・ジャパン。人材サービスだけでなく、直営で保育園を運営するなど、職種や業界に精通していることも大きな強みだ。そんな同社は、WEBサイトのリニューアルに際して、他社システムからHRBCへ切り替え。その理由や、導入後の効果について伺った。

【前編】アナログ業務の解消とマッチングが目的

きらぽんJOB事業部長(現職) 山口 雄豊氏


――御社の事業概要についてお聞かせください。

看護師、介護士、保育士などの有資格者に特化した人材紹介・人材派遣「キララサポート」や、新卒に特化した人材紹介「キララサポート就活エージェント」、ダイレクトリクルーティングサービス「きらぽんJOB」の運営などを行っています。また、全国で47の保育園「雲母保育園」を運営。今年の春には、新たに16の施設を開園する予定です。そのほか、海外事業として、ベトナムで人材紹介を中心とした人材サービスを行っています。


――2018年12月にHRBCを導入されました。どのような課題の解決を目的としたのですか。

もともと、弊社の転職サイト「キララサポート」が、セキュリティやレスポンシブ対応ができておらず、ユーザーの利便性を考えリニューアルすることになったのです。当時は他社システムを使っていたのですが、API連携ができなかった。そのため、エントリーがあった際は、求職者情報を手作業でシステムに流し込んでおり、効率の悪さを感じていました。
また、人材紹介に必要なのは、登録者にたくさんの求人をスピーディに提案することです。しかし、弊社のデータベースはデータが整理できておらず、システム上でマッチングができない状態でした。サイトリニューアルに際し、この2つを解決すべく、システムの見直しを検討したのです。


――数あるシステムの中から、HRBCの導入に至ったのは、どういった理由でしょうか。

 人材紹介会社の大半は5名程度の人員体制で事業を行っています。そういった小さな組織向けの、身軽なシステムも検討はしたのですが、弊社は職種領域やコンサルタントの人数も拡大していく予定です。派遣事業もあります。事業の拡張性を考えたとき、HRBCはクラウドサービスですし、柔軟なカスタマイズも可能。項目の名称変更や順番の入れ替えなども自社でできる。求人のメンテナンス、例えば法人名が変更したとき、数百の求人を一括変更もできます。
また個人情報がたくさんあるため、簡単に漏洩しないようなセキュリティ体制も重視しました。HRBCはAWSを使用しており、データが複数のデータセンターに分散しているため、何か起きてもシステムがダウンしない。リカバリーもきちんとできるため、安心だと判断しました。
そういった機能面のほか、APIが用意されていてデータ連携がしやすいこと、導入サポートやトレーニングの手厚さもあり、HRBCを選定しました。

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対応やサポート体制にも満足

――HRBCを役員会議などで提案する際、どのようなことをPRされたのでしょうか。

弊社の一番の目的は、企業と求職者の間にキララサポートのコンサルタントが介在することで採用支援・キャリア支援の機会創出という価値提供を行い、売上を増やしていくことです。しかしその実現のために、営業活動のオペレーションを行うシステムが今は欠落している。そこを補ってくれるシステムということで、HRBCを提案しました。WEBサイトにある他社の導入事例の内容も見て、メリットを統合し、言語化していきました。


――導入サポートも良かったとのことですが、具体的にどんな点でメリットを感じましたか。

ポーターズ社は、担当営業や西森社長が、本当に我々のことを考えてくれていると感じました。例えば、私たちが「こうしたい」ということに対し、「なぜそうするのか?」「こうした方が効率的では?」など提案してくれます。通常のベンダーでは、私たちの要望をそのまま取り入れることが多い中、ポーターズ社の対応には満足していますね。
どんなシステムでも、良いポイントやネックになる部分はあります。そう認識したうえで、私は導入プロジェクトの責任者として、フラットに接することができる業者とお付き合いしたい、と考えています。例えば、「このシステムを導入したことで売上が下がった」とは言いたくない。こちらにも原因が多分にあるはずだからです。そういう意味で、ポーターズ社はフラットにやり取りができます。以前システムを導入していた他社よりも、システム上の機能面だけでなく人的なサポート体制に関しても強みが有ると感じたことも決め手となりました。


――操作マニュアルなどは用意しているのでしょうか。

導入の初期段階で、「ここを見たい場合は画面のどこを見ればいいか」などのマニュアルは作成しました。西森社長に、マネージャーやメンバー向けにトレーニングを実施してもらったので、その資料をもとにマニュアルを作っていきました。


――導入後の効果を教えてください。

私たちがKPIで重きを置いているのは、求人の打診数です。一人の求職者に対し、月に何件の求人を提案しているか。この数字がHRBC導入後、約3倍に増えました。
理由として、マッチング機能や地図マッチングを使うことで、住所や職種、保有資格などをもとに、誰でも求人打診ができるようになったことが大きいです。「なぜこの案件をあなたに打診したか」を理由付けするには習熟度が必要ですが、その手前のマッチングであれば、新卒でも行えます。さらにKPIツールを使い、日々の数字を抽出して、コンサルタントにメールで配信。数値管理しているよ、と営業マネージャーに刷り込むことも、打診数の増加につながったのかと思います。

【後編】「情報集約」から「情報活用」へ 
一歩進んだ戦略を実現分断されていたサイトとシステムをシームレスに

人材サービス事業部 ゼネラルマネージャー 田中 允紘氏
情報システム室 サブマネージャー 富永 将徳氏

――「キララサポート」でのチーム構成や、コンサルタントの働き方について教えてください。

田中
看護師、介護士、保育士と職種ごとのチームに分けています。コンサルタントは紹介・派遣の両方に対応し、一気通貫型でクライアント・登録者それぞれと接しています。コンサルタントの年齢構成は、20代と40歳前後が中心。一人につき、約5~10名の候補者を担当しています。


――実際に導入された後、便利だと感じている点はありますか。

田中
地図マッチング機能(※『自宅から〇〇分以内』の求人や、『勤務地から〇〇分以内』の求職者を検索し、地図上に求人を表示する機能)を活用することで、どのエリアにどの施設があるか、視覚で確認できるようになりました。それまでは施設を探すとき、Excelに入力したデータを調べたり、ベテラン社員の記憶に頼っていた部分が多かったのが、改善されましたね。
 レポート機能も活用しています。求職者とどれくらい接触しているか、これまでは感覚値でしか分かりませんでした。ダッシュボードも含め、具体的な数字を用いて話せるようになりました。ミーティングも、HRBCのレポートを見ながら行っています。以前は情報を集約する目的でシステムを使っていたので、必要な数字を入力しておらず、うまく活用することができなかった。今は「どこに何を入力するか」「どういった情報を残していくか」というルール作りもできています。


――具体的にはどのようなKPIを設定しているのでしょう。

田中
管理職も営業も同様に、行動量を重視しています。具体的には、一人の求職者にどれだけ求人を提案できているか、です。職種ごとに多少変えていますが、全社で目標件数を設定し、エリアごとに週次で管理しています。そのほか、拠点ごとに欲しい情報が違うので、それぞれ必要な情報を抽出しています。


――そのほかに、HRBCを使っている社員からどんな声がありますか。

田中
ダッシュボードが使いやすい、という声が多くあります。以前のシステムも同じ機能はありましたが、「求人と求職者を一目で見られる」「担当している候補者の選考プロセスが一目でわかる」ため、自分の行動量も数値で分かります。そのため、セルフマネジメントができるようになりましたし、上司からの言葉も納得感を持って受けられるようになっています。


実戦形式でHRBCを社内に浸透

――HRBCの使い方や情報入力のルールなど、社内にどのように浸透させていったのか教えてください。

富永
導入プロジェクトの定例会や、社内向けの説明会に、ポーターズの西森社長が来てくださり、HRBCの説明をしてくれました。マネージャー、一般社員、バックエンドなどそれぞれに、詳しく話をしてくれましたね。社内では、特にレクチャーはせず、実際に操作をして使い方を覚えていきました。現在は、出勤したらまずHRBCを立ち上げて人を探す、というフローが定着し、誰もが迷うことなく使えているようです。

田中
年齢に関係なく、新しいことに苦手意識があると、理解度が進みにくいことはあるようです。逆に、新しいことへ積極的な人は、ダッシュボードの設定や項目のカスタマイズ、レポート抽出などもどんどん行っています。


――HRBCへの要望があれば教えてください。

富永
項目ごとに色の変更ができない点です。強調したい個所がいくつかあるので、色を変えて視覚的に分かりやすくできればと思いますね。


田中
 最近は候補者とのやり取りを、コンサルタントが個別にLINEで行うことが増えています。ほかの人からはその内容が見えないので、何かあったときのために、HRBCに内容を残したい、という声も上がっています。

富永
 弊社はLINE WORKSを導入しているのですが、HRBCとも連携できるようになり、シームレスにつながるとより便利ですね。また、派遣事業は他のシステムがあり、オンプレミスの環境で運用しています。そこも自動化していければと考えています。


――ありがとうございました。最後に今後のビジョンを教えてください。

田中
情報集約の手段としてHRBCを活用しつつ、営業手法を確立していければと思います。そして、現在は主要エリアにしかない拠点を、網の目のように広げていき、より多くの方の採用のお手伝いをしていきたいです。

株式会社モード・プランニング・ジャパン

https://www.m-p-j.com/

東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング
Tel.03-6847-5858(代)

1991年設立。医療・保育・介護分野に特化した人材サービス事業を、日本全国主要都市を中心に展開。保育分野における人材サービスを行う上で、考え方の基礎になっているのが実際の施設運営。15年を超える保育施設の運営経験を通じて培われた「ノウハウと人材」を、人材サービス事業に活かし、現場の声を反映させたサービスを提供している

Interview with
山口 雄豊氏

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きらぽんJOB事業部長(現職)

Interview with
田中 允紘氏

株式会社モード・プランニング・ジャパン
人材サービス事業部 ゼネラルマネージャー

Interview with
富永 将徳氏

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情報システム室 サブマネージャー