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株式会社フェローシップ
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【マッチングプロ】マッチ度80%、新人育成や効率化実現

「2~3年前に弊社のデータベースに登録してくださった方を、新人のコンサルタントはなかなか探し出せなかったのが、マッチングプロが提案してくれて、選考につながった事例がありましたね。外部媒体とも連携し、レコメンドされた候補者を、スクリーニングしたうえでスカウトの一括送信もできるので、業務効率化にもつながっています。候補者へのジョブ打診の数は148%、書類推薦数は113%伸びています。」
株式会社フェローシップ 松本氏 齋藤氏 久世氏

新人の育成支援ツールとして有効

人材派遣を中心に成長してきた(株)フェローシップ。近年、人材紹介の事業拡大を目指し、さまざまな施策を行っている。その一環として、マッチングプロを導入した。抱えていた課題や導入後の効果、活用するなかで感じているメリットなど、幅広い視点から伺った。


――まず御社のビジネス概要について教えてください。

 松本氏
フェローシップは人材紹介や人材派遣、グローバル事業などを展開しています。人材紹介の特徴として、候補者は年収600万円~、30代半ば~50代のミドル層以上が多く、業界はメーカーやIT系のコンサルティングファームでの実績が豊富です。グローバル事業では、アジアから日本に進出してきた企業に対し、グローバル人材の紹介実績が多くあります。組織体制ですが、人材紹介事業部には東京、関西、グローバル紹介部門の3つがあり、コンサルタントはそれぞれ東京12名、関西4名、グローバル3名です。


――人材紹介部門で直近、注力していることがあればお聞かせください。

 松本氏
弊社は2004年の設立以来、増収増益で成長してきましたが、売上の97%が人材派遣です。派遣と紹介は、同じ人材ビジネスですが似て非なるもの。そこで、業務フローの仕組み化やデータ活用を重視し、人材紹介を成長させることに力を入れています。


――マッチングプロを活用いただいておりますが、どのようなきっかけで導入されたのですか。

 松本氏
人材紹介事業を伸ばすためには、コンサルタントが短期間で成長することが必要です。そこを支援するツールとして導入しました。人材紹介の売り上げは、成約単価×件数で決まります。弊社の成約単価は、一件当たり約240万円。それ以上の高単価の案件は絶対数が少なくなるため、単価は上げずに成約件数を増やすことが戦略です。そのため、経験問わず、コンサルタントの人数を積極的に増やしています。
ただコンサルタントには、ある程度の企業理解や職種理解、レジュメを読み解く基本知識などが必要です。それらを上司や先輩に教わりながら、案件に合いそうな人材をサーチする手法だと、成長スピードも遅くなってしまう。そこで、未経験者が早く成長するためのツールとして、マッチングプロを導入しました。

 齋藤氏
新しいメンバーも増えているなか、マッチングプロは教育研修の一環として非常に役立っています。弊社には研修マニュアルがあり、新人にマッチングの基本を教えています。ただ現場では、どういう人がマッチするか、どのように検索すればいいのかなど、すぐには身に付きません。マッチングプロを活用することで、どういう人が案件にマッチするのかを理解し、現場で学びながら実績も積んでいけるのです。



――導入前は、独自でマッチングシステムを開発されたと伺いました。

 松本氏
そうですね。開発会社に相談して、AIを用いたマッチングシステムを作りました。ただ、案件とAIが提案してくる人材に、乖離があったのです。理由を分析したところ、AIは定点観測されたビッグデータがないと、正しい答えを導き出せません。自社開発したツールは、弊社での案件、登録者、成約実績だけしかデータがなく、思うようなマッチングができなかったのです。マッチングプロであれば、HRBCを導入している企業の、全ての成約データがもとになっているので、精度が格段に違いましたね。

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マッチング精度は80%、ジョブ打診数148%増

――独自でマッチングシステムを開発するうえで、大変だったことはありましたか?

 松本氏
要件定義やマッピングに苦労しました。作業自体はそこまで難しくないものの、弊社規模の紹介会社は、私が事業部のマネジメントをしつつ、全ての采配を行う必要があります。そのなかで、要件定義やマッピングなどもするとなると、本来業務を回すことや、コアコンピタンスを伸ばすことに支障が出てしまいます。またコスト面でも、既存のツールやAIエンジンを組み合わせて開発したのですが、最終的に数百万円もの費用がかかってしまい、満足いくものができない結果になってしまいました。


――弊社のマッチングプロを導入されてからは、どのような効果がありましたか?

 松本氏
ひとつは、候補者の掘り起こしです。2~3年前に弊社のデータベースに登録してくださった方を、新人のコンサルタントはなかなか探し出せなかったのが、マッチングプロが提案してくれて、選考につながった事例がありましたね。
外部媒体とも連携し、レコメンドされた候補者を、スクリーニングしたうえでスカウトの一括送信もできるので、業務効率化にもつながっています。媒体によっては、一括送信ができないこともありますから。数字で言うと、候補者へのジョブ打診の数は148%、書類推薦数は113%伸びています。

 久世氏
業務フローも効率的になりました。これまでは、外部媒体で候補者をサーチし、一人ひとり自分の目で確認してから、スカウトを送っていました。今はマッチングプロの精度がよいため、レコメンドされた候補者リストをもとに、スカウトを送るようになっています。私の担当領域は、ITエンジニアやITコンサルタントが多いのですが、一つの案件につき約5人がヒット。そのうち4人はマッチしていると感じるので、マッチ率は80%という体感です。一人しか上がってこないときでも、その方がマッチしていることもありますね。

自社データベースの活用や利益率改善も実現

――そのほかに、どのような導入メリットがありましたか?

 齋藤氏
マッチングプロの導入前は、外部媒体に頼りすぎており、自社データベースがなかなか育っていませんでした。自社データベースの活用は、利益率にも直結します。そのため、データ入力を徹底して、自社データベースを育てようという掛け声が社内であったのですが、情報入力の手間や検索のしづらさがあり、なかなか実現しませんでした。
マッチングプロは、外部媒体はもちろん、自社データベースからも候補者があがってきます。検索もしやすいので、自社データベースに情報入力するメリットをコンサルタントたちが理解し、今ではきちんと情報入力をするようになって、利益率改善にもつながりました。


――マッチングプロの活用を現場に活用させるため、何か工夫や取り組みはされましたか?

 松本氏
マッチングプロを活用することで、コンサルタントのパフォーマンスが上がること、ひいてはクライアントや候補者により大きな価値を届けられると説明しました。さらに週一回、利用実績をモニタリングし、あまり使っていないコンサルタントには、「こういう部分で使ってみたら」とアドバイス。今では、私たちが何もしなくても、問題なく使用してくれています。


――ありがとうございました。最後に今後のビジョンについてお聞かせください。

 松本氏
これから日本の就労人口が減っていき、補うには海外の人材の力が必要です。より多くの優秀な人材に、海外から日本へ来ていただき、日本の企業の生産性向上を支援していきます。現在はコロナの影響で、外国人の方の就業は落ち込んでいます。あまりダメージを受けていない既存事業でコロナ禍を乗り越え、コロナが収まった際に、外国人の就労支援を積極的に行っていきます。

株式会社フェローシップ

http://www.f-ship.jp/

■企業情報
株式会社フェローシップ
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル4F
Tel.03-6212-6731(紹介事業部)

2004年設立。人材派遣・人材紹介事業、グローバル人材事業などを手がける。IT・WEB・エンタメ業界や外資系を中心とした優良な紹介先企業が豊富。2019年1月には上海に法人設立、6月には関西に新たな拠点をオープン。2024年に上場を目指している。

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