PORTERS お客さま導入事例
アクティブ・コネクター株式会社

PORTERSは人材紹介業務を支える基幹システム

グローバル人材に対して採用支援事業を展開しているアクティブ・コネクター株式会社。スタートアップ企業の外国籍ITエンジニアに対するニーズの高まりに対応している同社では、PORTERS Agent(以下PORTERS)で業務効率化を実現。今やPORTERSは基幹システムのようになくてはならないものとなっている。PORTERSの活用状況やポーターズに対するイメージなどを、COOの野口氏にお話しを伺った。

導入から7年が経過。PORTERSは今や、基幹システムのような存在に

―まずは御社の事業についてお聞かせください。

弊社では、外国籍のグローバル人材に向けた人材紹介をメインの事業として展開しています。クライアントはスタートアップ企業が中心となっており、それらの企業に向けてITエンジニアを紹介しています。
そのほか、スタートアップ特化型の求人プラットフォームである「Justa(ジャスタ)」という求人サイトも自社で運営しています。

―現在の従業員は何名でしょう。

アルバイトやパート社員も含め、20名規模です。メンバーのほとんどがPORTERSを利用して業務を行っています。

―PORTERSを導入の経緯を教えてください。

PORTERSを導入したのは2015年2月のことです。私が弊社に入社したのは2020年ですので詳しくは把握していませんが、導入前は面談などの記録を紙ベースで保管し、人材紹介の進捗管理はExcelなどで行っていたと聞いています。しかしそれでは手間がかかりますし、過去の記録を振り返りやチーム共有などが難しいことからシステムの導入を検討していました。その頃、実際にPORTERSを使っている他社からの評価も高かったことで、導入するに至ったとのことです。

―PORTERSを導入いただいて既に7年が経過していますが、どのように活用されていますか。

弊社にとって、PORTERSは今や基幹システムのような存在になっています。弊社が業務を遂行する上での基礎になっていると感じています。
具体的には、クライアント情報や紹介候補者の情報、プロセスの情報など、データの一元管理をメインとして活用しています。また、自社の候補者向け求人紹介サイトから登録したときに、APIでPORTERSに自動連携をしています。そういった意味では情報の管理だけではなく、外部からの情報とも連携している形です。
そのほか、紹介候補者に連絡をする際には、PORTERSのメールで、メールテンプレート機能を活用して送信しているため、送信漏れを防ぎ、メール作成時間を削減するなど、生産性を上げています。

PORTERSにより業務効率化を推進。インターフェイスの日英対応には高評価

―PORTERSを導入しての具体的な効果はありますか。

導入直後ではないので、直接的な売り上げ増加などといった数字的な変化は申し上げられません。しかし業務効率化には確実に役に立っていると思います。
当社では2021年から分業化を進めており、候補者との面談内容や選考途中の情報もなど、それぞれの業務ステップ間で、情報の受け渡しをPORTERSによってすべて完結できるようになりました。分業化をしたときに改めてデータベースを利用させて頂いているメリットを感じています。

―PORTERSは日英対応しています。グローバル人材の採用支援をしている御社ではどうお感じでしょうか。

弊社で活躍しているメンバーは英語のみを使えるメンバーも多く、そういった意味ではインターフェイスが日英対応していることは大きなメリットだと感じています。

―ところで、御社はリモートワークには対応されていますか。

コロナ禍がはじまった2020年春以降、リモートワークも取り入れています。分業化もそうですが、リモートワークの場合、情報の受け渡しが肝となります。「この紹介候補者の選考プロセスは今どうなっていますか」と確認するとき、PORTERSで選考プロセス情報を見てからメモを参照することで、「この採用候補者は今こういう状況にあるんだね」ということが、リモートワーク先から確認することができます。
「役に立つ、役に立たない」というよりも、事業を進めていく上での前提条件にPORTERSがあるのではないでしょうか。

PORTERSを活用しながら外国籍人材のさらなる増加を目指す

ポーターズのヘルプデスクにはいつも助けられています。
私自身、電話やメールで何度も細かいことを確認しています。そのとき、どんなマニアックな質問をしても電話であればその場で答えていただけますし、メールであれば即レスが返ってきます。
正直言いまして、PORTERSが持つ機能の多くは他のCRMやSFAでも実現できることかもしれません。しかし、人材ビジネスに特化して長くプラットフォームを提供してきたポーターズだからこそ、サポートには人材ビジネスに関する知識が蓄積されていることには助かっています。

―ありがとうございます。最後に今後のビジョンについてお聞かせください。

外国籍ITエンジニアが利用するトップエージェントになることが目標です。
実際、登録者数は増えていますし、主要クライアントであるスタートアップ企業の採用ニーズはさらに高まっています。そこに対してはPORTERSを活用しながら全面的に応えられる体制を整えていこうと考えています。
さらに今後は、人材紹介だけでなく求人サイト「Justa」のさらなる活用やRPO(採用業務の代行)を行うことで、成長ステージが異なるスタートアップともつながっていきたいですね。

アクティブ・コネクター株式会社

http://jp.active-connector.com/

2013年5月設立。急成長するスタートアップ企業から選ばれている外国籍ITエンジニアを専門とする人材紹介サービスを提供。スタートアップ特化型の求人プラットフォーム「Justa(ジャスタ)」という求人サイトの自社運営も行う。

取材日2022年1月5日
※掲載内容(所属、役職名等)は取材時のものです

野口 哲正氏

Interview with
野口 哲正氏

アクティブ・コネクター株式会社
COO