PORTERSにリプレイスして目標達成! 「自社の体制に合わせて柔軟にカスタマイズできる」システム選びの重要性を実感

デジタルクリエイターの就業支援事業を展開する株式会社デジタルスケープは、分社化を機にシステムをPORTERSにリプレイスした。その背景やリプレイスの成果、クリエイティブ領域ならではの活用方法などについて、同社の荻山 航氏に聞いた。

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分社化に伴い自社システムからPORTERSへリプレイス

――最初に、御社の事業内容をお聞かせください。

荻山 航氏(以下、荻山氏) 株式会社デジタルスケープは、1995年の創業以来、デジタルクリエイターの人材紹介および人材派遣を中心とした就業支援事業を展開しています。領域は、テレビや映画、アニメーション、ゲームなどのエンタメ業界がメインです。合わせて、Web制作と運用を受託しており、自社に開発スタジオを設けています。

――ありがとうございます。PORTERSを導入したきっかけは何でしょうか。

荻山氏 きっかけは、会社の分社化です。株式会社IMAGICA GROUPに所属しておりましたが、2023年4月に分社化いたしました。その後、2024年3月に株式が株式会社ボーンデジタルへ異動となったことで親会社が変わり、その際に社名も株式会社デジタルスケープへと変更になりました。分社化前はグループが開発したシステムを使用していましたが、分社化するにあたりシステム移行を検討し始め、リプレイスを経て25年の8月からPORTERSを使用しています。

 実は、当社の代表である篠原は、分社化以前からカスタマイズ性が高いPORTERSへの移行を検討していました。ですが、グループのシステムを共有することにも意義があったため、実現は分社化した後となりました。

――リプレイスにあたり、PORTERS以外も比較検討しましたか?

荻山氏 PORTERSの他に2種のシステムと比較検討しました。現行システムで残すものがあり、そのシステムの拡張性の部分や、営業主導でシステムのカスタマイズが可能な点でPORTERSに決めました。また、希望する機能を満たしていながらコストパフォーマンス面でも優れていたと聞いております。

クリエイター領域だからこそPORTERSの柔軟性が役立つ

――主に、どのような機能をご活用くださっていますか?

荻山氏 人材紹介事業では、採用企業や担当者などの登録、求人の作成という基本操作をはじめ、各選考フェーズに合わせた選考プロセスを作って進捗を管理するなどの使い方をしています。

 人材派遣事業も基本的には同じですが、プラスアルファとして成約機能を活用し、成約画面上で契約の有無や更新期間などを管理しています。いずれの事業も、営業活動に関する一連のフローはPORTERSで完結させています。

――クリエイター領域特有の活用方法はありますか?

荻山氏 クリエイター領域では、多岐にわたるDCC(Digital Content Creation)ツールや多様な職種の管理が必要なのですが、項目追加で簡単に行える点はとても使い勝手が良いと感じています。

――自社サイトとも連携していらっしゃいますが、どのような点を工夫しましたか?

荻山氏 自社サイトは、もとは前システムとAPI連携(異なるシステムとの連携)していました。これを全て移行してしまうと莫大な費用がかかりますので、自社サイトは残しつつ、連携システムをPORTERSに替えました。PORTERS導入後は、さまざまなデータを出力したり他システムと連携したりできるようになりましたので、拡張性や柔軟性の高さは本当に助かっています。


――荻山様は前職でもPORTERSを使っていらしたそうですね。

荻山氏 はい。私は25年3月入社で、前職はゲーム業界でした。前職では人材紹介事業と人材派遣事業を兼任する部署に在籍していました。PORTERSは成約画面に個別の情報が全て紐付けされているので、個別契約書を発行するときにとても便利で、現在もありがたく活用しています。

PORTERSが休眠スタッフの掘り起こしに大きく貢献

――PORTERS導入のメリットは何でしょうか。

荻山氏 メリットの一つは、業務の効率化だと思います。私が入社した2025年3月からPORTERSを導入するまでの5カ月間は前の自社開発システムを使っていたのですが、前システムは派遣用に構築されていて、かつ自由なカスタムができない状態でした。誤作業や安易なカスタムを防いだり統一性を出したりする意味では必要な処置ですが、紹介事業側のフローが見えにくかったり、エントリーの進捗が見えなかったりするデメリットもありました。その都度メールで確認すると、どうしてもタイムロスやメールを見ていないミスが発生するため、物理的にも心理的にもストレスを抱えていました。

 その点、PORTERSは派遣と紹介のどちらに対しても仕組み化されているため、導入後は業務がかなり効率的になりました。画面上で選考プロセスを確認でき、その場でリマインドや次の作業指示ができるようになったので、プロセスの属人化防止にもなっていると思います。さらに、KPIの計算や出力、プロセスの設定も操作しやすくなり、営業活動を可視化できるようになった点も大きなメリットです。

――営業現場での活用方法についてもお聞かせください。

荻山氏 休眠中の派遣スタッフへの連絡に重宝しています。PORTERS導入前は、メーリングリストをCSVで抜き出してからメーリングソフトに入れて発信していましたが、PORTERS導入後は検索してきた求職者に対し、任意でメールを送れる機能がありますので、掘り起こし率が非常に高くなりました。

――御社は30年以上の歴史があり、登録者数も相応にいらっしゃるので、数%の掘り起こし率アップでもかなりの実数になるものと想像します。

荻山氏 そうですね。これまで休眠情報をうまく活用できていなかったので、PORTERS導入により再びスタッフの皆さんとつながれたことは、とても大きなメリットになっています。スカウトした求職者の書類通過率は約50%ですが、掘り起こした求職者の書類通過率は約40%です。 掘り起こしから就業決定に至った人も複数います。ご登録者様へ登録いただいている価値を提供しながら、スカウト費用よりコストパフォーマンスも優れている点は非常に価値があると感じています。

進捗のリアルタイム確認により面談件数目標100件達成!

――他に、効率化や業績アップにつながったことがあれば教えてください。

荻山氏 過去の面談設定率などの正確なデータが取れていない状態になっていましたが、PORTERSではデータが集約されているので、営業の進捗が可視化されました。

 また、PORTERS導入により日ごと時間ごとの進捗がリアルタイムで分かるようになりました。これにより、こまめに面談設定の進捗を確認できるようになり、なかなか達成できなかった月間面談件数目標100件を、今年の6月に達成しました。

――おめでとうございます。目標設定の基準は何でしょうか。

荻山氏 25年の段階では元データがまだ蓄積されていなかったため、面談数の目標を半ば勘で設定していましたが、今期は昨年の実績データを基に決定数から逆算して面談数を組みました。今後は、面談の成功事例データを蓄積し、成功率を向上させていこうと考えています。

――御社の今後の目標も教えていただけますか?

荻山氏 クリエイター支援の軸は変わらず、当面はゲーム市場への人材紹介事業に注力します。合わせて、セミナー開催などによる集客も始める予定です。セミナーを開催する中で、参加者が何に興味を示したかのデータをPORTERSで管理するなど、マーケティング面でもPORTERSを活用していきます。

――最後に、PORTERS導入を検討中の担当者様へメッセージをお願いします。

荻山氏 PORTERSは、自社が求める運用形式や営業に必要なKPIに対し、柔軟にカスタマイズできます。システムに自分たちが合わせるのではなく、自社にシステムを合わせられる。当たり前のようでいて、ここまで柔軟にカスタムできるシステムは実は少ないと思います。

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