株式会社タイズの導入事例

株式会社タイズ

PORTERS導入でマッチング精度アップ!売上1.9倍の背景に迫る

製造業特化型の転職エージェントであるタイズは、求人票では分からないアナログ情報によるマッチングにこだわっている。日に日に膨れ上がる情報量を管理するために導入したPORTERSは、売上約1.9倍の事業成長に貢献したという。システムを社内に浸透させ売上につなげるコツを、タイズの中田昌吾氏に聞いた。

ベストマッチングの精度を高めるアナログ情報の活用法とは

――最初に、御社の事業内容をお聞かせください。

中田昌吾氏(以下、中田氏):タイズは2005年に設立した転職エージェントで、創業時より関西の製造業EMC(Electro Magnetic Compatibility)に特化してきました。現在は関東や東海エリアにも事業を拡大しています。


――PORTERSを導入した背景を教えていただけますか?

中田氏:当社が成長する中で求人数・求職者数ともに増大し、以前のシステムでは情報処理が追いつかなくなったことと、記録できる情報量に限界があったことなどがあり、これらの課題を解決するツールとしてPORTERSを導入しました。

 当社は、自社利益よりも企業や求職者のベストマッチングを最優先することに創業時よりこだわっているため、多角的なアナログ情報を記録する必要があります。加えて、当社の取引先は大手企業であることから部署数が多く、そのぶん情報の数も増えます。個人の記憶に頼っていては、情報の漏れや機会の損失につながってしまいます。

 PORTERSはさまざまなアナログ情報を記録したり、データから数値を引き出したりする利便性が高いと感じたので、導入を決めました。もちろん一番の利用目的はマッチングですが、そのために、基本情報にはないヒアリング情報をいかに多く蓄積するかは、当社の重要視するところです。中には、スクロールしなければ全文が読めないくらい、1000文字を超える情報を記載することもあります。


――データからどのような数値情報を引き出していますか?

中田氏:売上額と売上ランキング、1人当たりの生産性、決定リードタイムなどKPIの部分も細かく出し、営業活動に役立てています。


――現場からの反響はいかがでしょうか?

中田氏:幅広いデータを引き出せるので、「こんなデータも出してほしい」という要望は多いです。権限次第で複数人がデータ作成できるためかなりの数になってしまい、少し整理しなければと思っているところです。

PORTERS担当者:タイズ様の活用状況を拝見すると、項目数や精度がかなり高く、それをうまく社内に共有してマッチングに活かしていらっしゃる印象があります。


――企画側がデータベースの情報を充実させようと現場に相談しても、なかなか浸透しない悩みを抱える企業も少なくありません。御社ではどのような対策をしていますか?

中田氏:当社は創業時から人によるアナログマッチングを大切にしている文化があるので、情報の入力と共有が当たり前になっています。データ入力がベストマッチングにつながると意識共有できていることが、当社の場合は功を奏したと思います。

 そのため、”データ入力”はもはや営業スキルの1種として認識されていると思います。情報を書けるということは、候補者にアウトプットを的確に届けて応募意思を取りに行くことができているということです。とはいえ、全員が均等にできるわけではないので、日々お願いする努力は続けています。

マイページ導入後の売上が1.7倍に

――マイページの連携開発も活用していただき、ありがとうございます。

中田氏:マイページの連携開発の基盤として、PORTERSのカスタマイズの柔軟性、拡張性の高さ、APIを公開していることがとても役立ちました。また、マイページで取得した情報を元に、候補者が何に興味があるかなどをPORTERSに反映できるので、商談の質が上がりました。マイページ導入後は、売上が1.7倍に成長しています。

PORTERS担当者:マイページは作った後の運用が効果の程度を左右しますが、御社はしっかり売上アップにつなげていらっしゃいます。運用のコツは何でしょうか。

中田氏:基本的なことですが、企画側が「これがいい」と思う仕組みではなく、システムを使うコンサルタントにとって有利な仕組みかを基準にすべてを進めています。話し合いの場には必ずコンサルタント経験者がいます。当社は比較的、積極的な議論をよく行う会社だと思います。

LINE連携による社内データベース活性化率は約3.3倍

――LINE連携も実装いただいております。効果はいかがでしょうか。

中田氏:LINE連携により、求職者とのコミュニケーションが図りやすくなり、見ていただける求人数や連絡数が上がりました。求職者の皆さんは日常的にコミュニケーションツールとしてLINEを使っていますので、メールよりも見ていただきやすいのだと思います。実際に、LINE導入後の社内データベース活性化率は約3.3倍になりました。今後は、データの掘り起こしにも着手する予定です。

 このように、PORTERSに切り替えたことで、情報が増え続けても生産性を落としていない点は全体的なメリットだと感じています。数値的にも、PORTERS導入後の売上は、約1.9倍に成長しました。他の経営努力との相乗効果ではありますが、PORTERS導入による効率化とクオリティアップが成長を後押ししたことに間違いありません。

事業拡大にPORTERSは必須

――今後の施策について教えてください。

中田氏:属人的だった作業に仕組み上で制御をかけて、「あの人がチェックしないと次に進めない」といったフェーズ設計にするなど、行動の定義を見直すタイミングだと感じています。


――いま導入を検討している企業へのアドバイスやメッセージがありましたら、お願いします。

中田氏:PORTERSは幅広い情報を蓄積できるので、アナログ情報を基にしたマッチングを大事にしたいエージェントにはとても適したシステムだと思います。また、蓄積した情報の利活用や、情報を活用して営業チームを組織的に動かしていきたい企業にも便利だと思います。

 機能的な質問だけでなく、運用に関する相談等の問い合わせにも、小回りが利いた対応をしてくださいます。実際に入力項目の設計等において難しい課題がありましたが、そういった無理難題な相談にも、担当者の方が1つひとつ丁寧に教えてくださり、二人三脚で進められたことが、とても印象に残っています。

PORTERS担当者:まったく無理難題ではなかったですよ。ゴールを明確にお持ちでしたので、その目的に向かって最適な設定をご案内することができました。

中田氏:他にも、当社の開催イベントの集客に協力してくださったり、会合に呼んでくださったりするなど、横のつながりを作る機会を提供していただける点も魅力です。2、3年前、当社でエージェントを集めてのイベントを計画した際も、御社の協力のおかげで実現し、おかげさまで大盛況でした。さらに、そのイベントの参加者が現在、当社に入社して活躍しています。最近も、セミナー講師として呼んでいただき、東京・名古屋・大阪・福岡で登壇しました。ありがとうございました。


――こちらこそ、いつもご協力いただきありがとうございます。最後に、御社の今後の展望をお聞かせください。

中田氏:今後も人材紹介事業を拡大していく中で、当社が大事にしているアナログマッチングという人材紹介業の基本スタンスを社会に広めていきたいと考えています。関西に特化していた事業拠点を広げた理由の1つに、この意味が含まれています。拠点を拡大したことで、今後はメディカルやITなどの領域にも支援の幅を広げられると思っています。

 事業領域や拠点が増えれば、マトリックスはますます複雑になっていきますので、これからもPORTERSは欠かせません。個人的には、ポーターズが人材支援領域に特化している点に信用を置いています。もちろん、当社のように領域を広げることはあると思いますが、軸を持って取り組まれている点に魅力を感じています。

株式会社タイズ

https://www.ee-ties.com/

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関西を中心としたメーカー特化型の転職エージェント。株式会社じげん(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:平尾丈、東証プライム:3679)のグループ会社。

Interview with
中田 昌吾

株式会社タイズ
関西営業副部長、IT営業統括部長