具体的に何が違うのかを整理します。
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論点 |
事業会社(採用担当) |
人材紹介会社(エージェント) |
|---|---|---|
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求人の数 |
数件~数十件 |
数百~数千件 |
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ゴール |
特定ポジションの充足 |
継続的な母集団形成/決定数 |
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マッチングの複雑さ |
求職者 × 少数の自社求人 |
求職者 × 大量の保有求人 |
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スカウトの発信主体 |
企業として |
エージェントとして(企業名を出せないことも) |
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成否のKPI |
採用人数 |
エントリー数 → 面談数 → 決定数 |
事業会社なら、担当者が自社の全求人を把握できます。人材紹介会社では不可能です。
この「求人が多すぎて把握しきれない」という状態は、人力運用では純粋な負債です。 担当者は自分が開拓した求人しか提案できず、社内の他のRAが持つ求人は実質存在しないのと同じになります。
逆に言えば、保有求人を全件横断してマッチングできる仕組みは、人材紹介会社にとってだけ大きな価値を持ちます。事業会社にはそもそも必要のない機能です。
事業会社のスカウトは「うちの会社に来ませんか」です。企業名、事業内容、カルチャーで惹きつけられます。
エージェントのスカウトは「あなたに合いそうな求人があります」です。企業名を出せないことも多く、訴求材料が限られます。この制約のなかで返信を取るのは、事業会社のスカウトより難しい仕事です。
事業会社向けの実績しかない代行会社は、この違いに対応できないことがあります。 「大手企業の採用支援実績多数」という訴求は、人材紹介会社にとっては必ずしもプラス材料ではありません。
事業会社は、1ポジションに対して数名の候補者が集まれば十分です。
人材紹介会社は、決定率から逆算すると桁違いの母集団が必要になります。エントリー100件から決定2~3件、という水準で回っている会社にとって、月10件のエントリーではビジネスになりません。
量を出せる仕組みかどうかは、人材紹介会社にとって最優先の要件です。
事業会社の採用では、選考プロセスに数週間かかることが前提です。
人材紹介会社は違います。求職者が他のエージェントに先に登録すれば、その時点でほぼ負けです。 アクティブになった瞬間に接触できるかどうかが、決定率を直接左右します。
対応時間が平日9~18時に限られるサービスと、夜間・土日も動くサービスでは、この点で大きな差が出ます。
事業会社にとって質の低いエントリーは、選考でお断りすれば終わりです。
人材紹介会社にとっては違います。質の低いエントリーは、面談工数を消費したうえで決定に至らない、純粋なコストです。 そしてCAの時間は有限です。
したがって人材紹介会社は、エントリー数だけでなく、面談設定率・決定率まで含めて代行を評価する必要があります。
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評価軸 |
人力型 |
RPA型 |
AI型 |
|---|---|---|---|
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送信できる量 |
△ |
◎ |
◎ |
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マッチング精度 |
○(担当者次第) |
△ |
○~◎ |
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保有求人の横断 |
△ |
△ |
◎ |
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社内工数 |
小 |
中(設定・保守) |
小 |
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対応時間 |
限定的 |
24時間可 |
24時間可 |
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費用 |
高 |
低 |
中 |
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希少職種への対応 |
◎ |
× |
△ |
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改善の蓄積 |
担当者に属人化 |
されない |
データとして蓄積 |
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時期 |
やること |
見るべき指標 |
|---|---|---|
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導入前 |
求人情報の棚卸し、ターゲット言語化、面談体制の確認 |
― |
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1か月目 |
初期設定、送信開始、初期エントリーの質を確認 |
送信数、開封率、返信率 |
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2か月目 |
ターゲット条件・文面の調整 |
エントリー数、面談設定率 |
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3か月目 |
初回の効果判定。継続可否とプラン見直し |
面談数、初期の決定 |
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4~6か月目 |
学習効果の反映を確認、プラン拡大の検討 |
決定数、1決定あたりコスト |
