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人材エージェントのブランドを毀損しない、エントリー数最大化のAIスカウトを実現
人材ビジネスのために最適化されたAIスカウトサービス『PORTERS Assist』には、RPAとは一線を画す独自の高精度マッチング技術があります。 エントリー数と求職者体験を高めるスカウトをどう実現しているか、RPAとの違いや実際の導入効果を解説します。
月間エントリー数を3か月で4倍に!
『PORTERS Assist(ポーターズアシスト)』は、AIを活用したスカウトサービスです。単なる条件マッチングに終わらず、求人と求職者の適合性を評価したうえで、最適な候補者に最適な求人を最適なタイミングでスカウト送信します。サービス開始から約3年が経ち、現在はサービス全体で1日に数万件のスカウト送信を実行しており、中には、1日約1500件のペースで送信している企業もあります。
PORTERS Assistは、紹介事業者がスカウト無制限の媒体を利用するケースなど、一般的にエントリー率が低いと想定される案件でも可能性がある限り送信することもできるので、平均2・5倍のスカウトエントリー率を実現しています。
現在の対象領域は、IT系技術職、管理系、機電系技術職、営業、建築系技術職、ローカルエリアの全職種です。今後は、医療系や金融系など高度なマッチングを要する領域に順次対応していく予定です。
人材エージェントが直面するスカウトの質と量の課題
現在、スカウト返信率の低さを課題視する各媒体がスカウト通数の制御などでユーザ体験を守る中、多くの人材エージェント企業では、スカウト業務において数と質への挑戦をし続けています。
質の面では、人が送信するのが最適ですが、経験値によってマッチングスキルにばらつきがあったり、送信数が増えなかったりなどの課題があります。一方で、一定量送信数を担保するためには、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション/業務自動化)による自動化が採用されていますが、RPAは本質的な問題を抱えています。
RPAの限界は、検索条件のマッチングのみに依存するため、求職者の「本当の適性」や「実際のニーズ」を理解できないということです。より多く送信するために条件を緩めた結果、まったく該当しない求職者や、送信してはいけない求職者にまで送信してしまう。逆に条件を絞り過ぎると、送信母数が減り、エントリー数が低下します。つまり、「数」と「質」の間で常にトレードオフが生じるのです。
エントリー数と求職者体験に拘り、人材エージェントを「アシスト」
この問題を解消したサービスが、PORTERS Assistです。単なる「スカウト数の増加」ではなく、人材エージェント企業のブランド価値を守りながら、ビジネス成長を実現します。
PORTERS Assistは、AIが人間に近い感覚でスカウト適合性を判定しスカウトを配信するため、「求人の要件に合っていない求職者への送信」や「求職者の希望に合っていない求人の送信」などのミスマッチを低減します。その結果、スカウト返信率が向上するだけでなく、求職者体験も向上するのです。さらに、資格不足の方などの無効なエントリーを事前に判断する機能も備わっており、企業側の面接工数削減にも貢献します。
また、PORTERS Assistの強みとしては、求職者がログイン、もしくは情報更新した瞬間にマッチングし、スカウトを送信する点です。人でスカウトする場合、一般的に平日の9時~17時と限られた時間の中でスカウト送信が行われますが、PORTERS Assistは7時~22時、土日祝日を含めた365日対応します。料金は、エントリー数で金額が設定されていますので、スタートアップ企業でも導入しやすいサービスになっています。
さらに、条件フィルタリングやAIマッチングを通じて分かった改善点をフィードバックするサービスも、PORTERS Assistならではの特長です。このように、媒体と連携し、マッチング、メール文作成、スカウト送信まで自動化するシステムは、他にはまだ少ないと思います。
特に我々がこだわっている点としては、エントリー数の増加はもちろん、求職者体験です。人材エージェントがスカウトを送信する場合、求職者の希望に沿わないスカウトを送ることは、その人材エージェントへのイメージを悪くし、ブランドを毀損することになります。求職者が多くのスカウトメールの中から、「自分をわかってくれているエージェントだ」と思っていただけるサービスを目指しています。
POTERS Assistでできること
長年人材ビジネスに特化したポーターズが顧客の本質的なAI活用を牽引
企業のAI導入は急速に進んでいますが、複数の調査機関の報告によると、導入率と「実際の効果創出」には大きなギャップが存在します。AI導入企業の多くが、コスト増加に対して期待ほどの成果が得られていないのです。その根本的な原因は、『AIツール導入』と『業務改善』は別物だからです。
業務システムは、あらゆる業務フローや、引き起こされる事態を想定した『分岐』をどれだけ設計に落とし込めるか、が肝です。特にスカウト業務では、企業によって異なる細かい業務フローの分岐があります。スカウト送信のルール、条件判定の優先順位、求職者情報の評価方法など、経験の中で磨かれたビジネスロジックがあり、それに対応できなければAIは有効に機能しません。
PORTERS Assistが異なるのは、四半世紀にわたって人材紹介業務に特化したシステムを提供し続けてきたポーターズだからこそ、実現可能な設計だからです。 PORTERSは、数多くの人材エージェント企業の『業務フロー』を理解し、『繰り返される判断パターン』を学習し、『例外処理の分岐』を設計してきました。そのノウハウは、単なる『スカウト自動送信』ではなく、『細かい業務分岐に対応したAI判定』をPORTERS Assistに組み込むことを可能にしました。
ベテランコンサルタントが、求人やレジュメを受け取ったときに感じる「タグ」つまり、感覚的な重みづけをAIが学習できるような設計に力を入れています。これまでの人材紹介の業務への理解と業務システムの開発ノウハウを生かし、お客様の成果につながるAI活用を支援するとともに、継続的な進化により、お客様のAI活用コストも削減できると考えています。
継続的なアルゴリズム改善に挑むエンジニア
スカウト媒体は、市場の変化に合わせて仕様をアップデートし続けています。また、人材エージェントも新規参入が増えているなかで、エージェントのスカウト送信に特色を出すのが困難になっています。
そのような中で、PORTERS Assistが、求職者のアクティブなタイミングを捉えられるのは競争優位性をもたらします。
また、今エンジニア側で取り組んでいるのは、有効エントリー率の改善です。採用企業が考える魅力的なマッチングと求職者が考える魅力的なマッチングは内容が異なります。この2軸のバランスがとれたマッチングができるよう、アルゴリズムを継続的に見直し、マッチング精度を高めることに取り組んでいます。
サービス開始時からご利用くださっている企業からは、「3年前よりも精度が高くなっている」と評価いただきました。初期の有効エントリー率40%から、現在は90%近くまで上がったそうです。
他サービスとの違い
RPAによるスカウト自動化との比較
スカウト代行との比較
1媒体で3週間に50エントリーを実現。PORTERS Assist企業実例
実際にPORTERS Assistをご活用いただいている企業様の事例を3パターンご紹介いたします。
【A社】職種、ポジション、年齢ともに幅広い求人を多数保有している人材紹介会社
現在9パターンのシナリオをもとに、月間約160エントリーを安定的に獲得しています。
集客専任者とポーターズ担当者が協業し、ターゲットやメッセージなどの見直しをすることで、エントリー数は確保しつつ、有効エントリー率と面談設定率は向上しています。媒体の自動スカウトも併用していますが、エントリー率およびエントリー後の歩留まりともにPORTERS Assistの方がスカウト返信率が20倍と高い結果がでています。
【B社】IT職種に特化した人材紹介会社で、3媒体を活用中
導入時の月間エントリー数は100件程度でしたが、半年後には安定して200件台まで拡大しました。各媒体のアクティブ候補者と保有求人のマッチング状況を分析し、マッチング不成立の要因を特定することから始め、過度に絞り込まれていた検索条件を見直し、求人量・内容表現の改善を進め、スカウト設計の早期最適化につなげました。
【C社】ミドル~ハイレイヤー領域中心の人材紹介会社
コンサルタントの工数削減を優先する中で、スカウト媒体の活用が一部媒体に偏っている状況でした。そこで、十分に活用しきれていなかった媒体への効率的なアプローチ手段としてPORTERS Assistを活用。部門によっては、1媒体のみで3週間に約50エントリーを獲得するなど、成果につながっています。
PORTERS Assistは人材エージェントの価値向上を目指す
今後は、スカウト送信先のマッチング精度をより強化していきます。媒体や契約ごとに異なる送信可能数に合わせ、緻密な送信設定ができるようにする予定です。
ポーターズのビジョンである「テクノロジーで世界の雇用に貢献する」を体現し、働く人、採用する企業によってより良い出会いとその体験を提供するため、有効エントリー率により拘ります。また、我々の提供するPORTERS Agentなどと連動し、求人獲得以降の求人票作成、スカウト、面談、マッチング以降の選考プロセスの転換率を一気通貫で改善することが可能になります。
これからの時代は、働き手が個の力を強め、雇用形態の多様化が進みます。個の能力、価値観に合う求人マッチングを実現し、人材エージェント様が提供価値とブランド力を高める後押しができるサービスを目指します。
楠原史子(くすはら・ふみこ)
ポーターズ株式会社
執行役員 / Marketing Unit General Manager
ポーターズマガジン副編集長
大学卒業後、株式会社ビーコンIT(現株式会社ユニリタ)に入社。Webマーケ、オフラインイベント、パートナーアライアンスなどに従事。その後日本マイクロソフト株式会社に入社し、開発者、学生向けの開発ツールのマーケティングに従事。2014年ポーターズへ入社し、顧客環境改善業務を経て、マーケティングの立ち上げに携わる。2018年執行役員就任。Marketing UnitをリードしながらPORTERS MAGAZINE副編集長として、業界価値向上の実現にむけて奮闘中。





