ポーターズカスタマーサクセスチームです。
本日は、PORTERSをご利用いただいているお客様向けに
PORTERS 番外編「職業紹介事業報告書」に必要な情報をレポート機能を使って抽出する方法 Part3をご案内します！
※2022年4月以前にPORTERSの利用開始されたお客様が対象となります。利用開始時期により、設定済みの環境もございます。
※尚、「⑦求人_収入状況(届け出制）手数料」は2023年1月中旬に追加したレポート設定となります。PORTERS上からデータと抽出されたいお客様は、新規設定が必要となります。ご不明な場合は担当営業、またはカスタマーサクセスチーム（03-432-9829）までご連絡ください。
PORTERSヘ求人・求職者、選考プロセス情報を入力することで、報告に必要なデータが7種類のレポートから取り出すことが出来ます。
年に1回の作業にはなりますが、簡単にデータを取り出せれば普段の業務に支障もなく、効率化が図れます！
本日は、Part1でご紹介した①～⑦のうち、Part3 ④～⑦のレポート設定方法をご案内いたします。
・Part1では職業紹介事業報告書の概要とレポート7種類（①～⑦）のご案内
・Part2では①～③のレポート設定方法
・Part3では④～⑦のレポート設定方法
PORTERSの画面を開き、実際にレポート設定をお試しください！！
■それでは、④～⑦のデータ出力にあたり、PORTERS上の対象項目とレポート設定をご案内します。
■レポート設定のご案内
④「新規求職申込件数」集計用のレポート設定を新規追加する
→対象期間中の求職申込件数(累計)を記載する。同一の方から複数回申込があった場合はそれ
ぞれ計上する
→求職申込件数は求職者が対象期間中に紹介会社へ求職を申込んだ回数をカウント
→レポート機能で出力し、対象期間内でOpenであったレジュメの合計人数を希望職種別（＝取
扱業務等の区分）でそれぞれ集計する
※Aさんが2つの職種を希望していた場合はそれぞれでカウントする
レポート名：④求職_新規求職申込件数
抽出条件：レジュメのフェーズが「open」
レジュメフェーズ日付が「2021/4/1～2022/3/31」 ※毎年、変更が必要
※No.5:希望職種は取扱業務等の区分に値が入ってる場合は設定不要
取扱業務等の区分に値が無い場合は、希望職種名を参考に該当する取扱い業務区分の名称をCSV上に記載し、集計をしてください（他レポートも同様となります）
※No.6:新規カスタマイズ項目
※CSVファイル取得後に、「取扱業務等の区分」毎にピボットテーブルなどで集計する
レポート設定＞フォルダ追加「事業報告書」＞レポート追加 レポート名称「④求職_新規求職申込件数」で次へをクリック。
データソースは「レジュメ」を選択、次へ＞フィールドは上記項目を右側の「選択フィールド候補」からドロップ＆ドラッグで左側へ移動
・抽出条件は条件追加＞フェーズ（レジュメフェーズ履歴）、フェーズ日付（レジュメフェーズ履歴）を選択
・フェーズは鉛筆ボタンから「open」
・フェーズ日付は固定値入力で該当年度を入力、実行をクリック
レポート画面の「日本語（Windows）でCSVダウンロード」をクリックし、CSVを取り出し、レジュメのフェーズが「open」で希望職種（＝取扱業務等の区分）ごとの集計をして下さい。
以上で④のレポート設定完了となります。
次に
⑤常用就職件数（無期雇用、それ以外）、臨時就職延数、日雇就職延数の集計用のレポート設定を新規追加する
→期間の定めのない雇用契約による就職件数
→それぞれの雇用契約における就職件数
→就職の定義は「内定承諾」に至った件数であり、その後辞退した場合でもカウントする
→レポート機能で出力し、対象期間内で入社した合計人数を職種/期間でそれぞれ集計する
レポート名：⑤就職_常用就職件数・延数
抽出条件：選考プロセスが「内定承諾」、選考プロセス日付は対象となる期間を設定（例：2023/4/1～2024/3/31）
※No.9:新規カスタマイズ項目
※CSVファイル取得後に、「取扱業務等の区分」毎にピボットテーブルなどで集計する
※延数についても採用人数、雇用期間に応じて別途計算する
レポート設定＞フォルダ追加「事業報告書」＞レポート追加 レポート名称「就職_常用就職件数・延数」で次へをクリック。
データソースは「選考プロセス」を選択、次へ＞フィールドは上記項目を右側の「選択フィールド候補」からドロップ＆ドラッグで左側へ移動
・抽出条件は条件追加＞フェーズ（選考プロセスフェーズ履歴）・選考プロセス日付を選択
・フェーズは「内定承諾」を選択（フェーズはお客様毎に名称が異なる場合がございます。内定承諾が無い場合は、該当するフェーズを選択してください）し、実行をクリック
レポート画面の「日本語（Windows）でCSVダウンロード」をクリックし、CSVを取り出し雇用期間でフィルターをかけ、取扱業務等の区分（=職種）ごとの入社人数を集計して下さい
以上で⑤のレポート設定完了となります。
次に
⑥離職の集計用のレポート設定を新規追加する※報告は1年前の期間
→期間の定めのない雇用契約により就職した者で就職後６箇月以内に離職(解雇を除く。)した
者の数。
→採用年月日（選考プロセス）の対象期間は報告の1年前の期間
※事業報告書の対象期間が2021/4/1～2022/3/31の場合、採用年月日の対象期間は
2020/4/1～2021/3/31となります
→レポート機能で出力し、対象期間内で６カ月以内で離職した合計人数を職種でそれぞれ集計
する
レポート名：⑥離職_無期雇用 ※報告は１年前の期間
抽出条件：選考プロセスが「入社確認」、最新フェーズのみ、採用年月日（対象期間は報告の1年前の期間）
※CSVファイル取得後に、「取扱業務等の区分」毎にピボットテーブルなどで集計する
レポート設定＞フォルダ追加「事業報告書」＞レポート追加 レポート名称「離職_無期雇用」で次へをクリック。
データソースは「選考プロセス」を選択、次へ＞フィールドは上記項目を右側の「選択フィールド候補」からドロップ＆ドラッグで左側へ移動。
・抽出条件は条件追加＞フェーズ（選考プロセスフェーズ履歴）・と最新フェーズ（選考プロセスフェーズ履歴）、採用年月日を選択
・フェーズは鉛筆ボタンから「入社確認」を選択
・最新フラグは「最新フェーズのみ」を選択し、次へをクリック
・採用年月日は対象期間は報告の1年前の期間を設定し、実行をクリック
例：事業報告書の対象期間が2021/4/1～2022/3/31の場合、採用年月日の対象期間は2020/4/1
～2021/3/31となります
レポート画面の「日本語（Windows）でCSVダウンロード」をクリックし、CSVを取り出し、採用年月日と離職年月日に値が入っているデータをフィルターで絞りこみ、取扱業務等の区分（=職種）ごとの人数を集計して下さい
以上で⑥のレポート設定完了となります。
次に
⑦求人_収入状況(届け出制）手数料の集計用のレポート設定を新規追加する
→期間内に受け取った売上の合計金額（税込み）を記載
→レポート機能で出力し、対象期間内の徴収年月日、取扱業務等の区分及び雇用期間ごとで合
計金額を集計する（※分類方法は「「取扱業務等の区分」について」参照）
レポート名：⑦収入状況 求人者（届出制）手数料
抽出条件：売上の「徴収年月日」、売上フェーズの最新フェーズのみ
レポート設定＞フォルダ追加「事業報告書」＞レポート追加 レポート名称「⑦求人_収入状況(届け出制）手数料」で次へをクリック。
データソースは「売上」を選択、次へ＞フィールドは上記項目を右側の「選択フィールド候補」からドロップ＆ドラッグで左側へ移動。
抽出条件は条件追加＞徴収年月日（売上）、最新フラグ（売上 フェーズ履歴）を選択、
徴収年月日は固定値入力を選択、対象期間（例：2022/04/01～2023/03/31）を設定します。
※毎年対象期間の変更が必要です。
最新フラグは「最新フェーズのみ」を選択し、実行をクリック。
レポート画面の「日本語（Windows）でCSVダウンロード」をクリックし、CSVを取り出し、
雇用期間（常用=定めなし・臨時・日雇）と職種（＝取扱業務等の区分）ごとの売上の合計金額（税込み）の集計をして下さい。
以上で⑦のレポート設定完了となります。
Part3の内容は以上になります。
これまでPart1、Part2、最後にPart3で職業紹介事業報告書のレポート設定をご案内してきましたが、報告書の内容に関する事項については直接管轄する労働局へお問い合わせください。
毎年報告される大切な内容ですので、PORTERSへ日々情報を入力することで正確なデータを抽出できるの機能となりますので、是非ご活用ください！！
PORTERSのヘルプページにもこれまでご案内した内容を記載しておりますので、お困りのことがあればヘルプページをご参照、または支援課までご連絡ください。
ヘルプページ：https://hrbc-support.porters.jp/hc/ja
お客様支援課：shienka@porters.jp
