こんにちは、ポーターズマーケティングGr.の小菅です。
2023年7月12日東京開催ユーザー交流会のレポートをお届けいたします。
 
オンラインでセミナーは開催しておりますが、ユーザー交流会をオンラインで…は初の試みです。
また、「企画部様向けディスカッション&質問会」も初企画!!
 


<7/12 オンライン>
【ユーザー交流会~2023 SUMMER~AGENDA】

雇用創出産業、雇用創出ビジネスパーソンへの貢献 ポーターズ株式会社 代表取締役社長 西森 康二​
・ユーザー様事例発表 InterRace株式会社 山下 秀治様
・「企画目線で考える業務改善とPORTERS活用」 ディスカッション&質問会        



雇用創出産業、雇用創出ビジネスパーソンへの貢献  

 
まず弊社代表西森より、雇用創出へ貢献するためのPORTERSの新体制として、シンガポール法人代表三ツ井 健の常務取締役に就任のご報告と、グローバル拠点展開、第二弾!!ベトナム現地法人の設立決定についてのお知らせ、PORTERS製品ロードマップについて発表させていただきました。
 


製品アップデートでは
・最適な顧客リストマネジメントを強化するための、コンタクト機能のリリース
・アクティブな求職者に最適な求人を5分以内にスカウトメールを自動送信するサービス「AIスカウト(PORTERS Assist)」
の2つをご紹介させていただきました。
 

ポーターズでは、コンサルタントやカスタマーサクセスチームと、専任のヘルプデスク、そして製品開発チームが日々情報を共有しながら、お客様の成功のためのご支援体制を提供させていただいております。

PORTERSをパートナーとして横に置いていただけますよう今後もお願いします!
という言葉で締めくくらせていただきました。
   


続きましては、ユーザー様の事例発表です。

<第一部>

 「企画目線で考える業務改善とPORTERS活用について」 InterRace株式会社 山下 秀治様


InterRace株式会社は、日本で唯一のタレントアクイジションファームとして、RPO、人材紹介事業、PMOの3つのサービス領域をもち、
雇用形態にこだわらない最適人材の充足を支援されております。
山下様は銀行、証券系のSIerからキャリアスタートし、パーソルキャリアでPORTERS導入に関かわられたり、HRTech企業でIT・セキュリティ責任者を歴任された経験をお持ちで、今回の導入でも事業責任者と相談しながらほぼ山下様一人で導入を担当されたそうです。

なぜPORTERSだったのか、何からどのように進めて、どんな工夫をしたのか?…お話いただきました。

工夫の点では、
・入力不可軽減ツールを導入、開発している。
・業務プロセスの中で、タスクの記録、マッチング、メール送信、KPI元情報などをPORTERSで管理しているが、行動管理などをカバーするツールを入れてすみわけをしている。

・日々の業務は一覧画面で入力、閲覧が完結できるようにし、検索条件もシェア条件のみで使っている
・メール送信機能ではCCを自動で設定するような独自機能(chrome拡張機能)を作成
と、自社業務プロセスにめっちゃ合わせた使用方法、便利機能を開発されております。
導入して7~8か月になるが、改善スプリントも基本1週間に1回要望を取り込んで反映しているそうです。

PORTERSは情報を蓄積し、検索する人材紹介・派遣のツールとしてはすごく優秀とご評価いただきつつ、もの足りない部分についてご要望を3点も!!
いただきました。

ぜひ開発エンジニア交えて対処すべく…今後行動させていただきたいと思います。
国税庁法人番号マスタについては、弊社でも使わせていただきたいと思いましたので、ぜひ開発コードの公開お願いします!!!

 


<第二部>
パネリスト参加型ディスカッション&質問会
 「企画目線で考える業務改善とPORTERS活用について」
 

 
                

パネリストとして、4社のユーザー様にご参加いただきました。

(写真左手前):株式会社D&I 髙橋様

(  左手奥):株式会社サンスタッフ 大嶋様
(  右手前):InterRace株式会社 山下様
(  右手奥):株式会社アイムファクトリー 辻川様

 

過去の交流会でも事例を発表いただいた皆さまで、サンスタッフ大嶋様は満員の新幹線に乗ってご参加いただきました。

本当にありがとうございます💕
 
事前にいただいたご質問の中から、各パネリストの皆様にご回答いただきました。


■課題発見のためのマインドを教えてください

山)日々デイリーでチームミーティングをして吸い上げをしているのと、メンバーとの1 on 1通じて上がってくる、事業運営上の数値
辻)数字の根拠を調べる、メンバーから上がってこない課題、画面導線などユーザーの気持ちになって画面を操作してみて上がってこない課題を見つけている
高)ユーザーの声を聴くのは大前提だが、マインドという意味ではそれに振り回されないように数字を見ることが大事。KPI、日時に基礎行動を見て、深堀したり、担当別、属性別など切り口を分けて件数、進捗率に差分が出ていないのか細かくチェック。
人によっては極端に悪化しているものについては個別レクチャー、トレーニングをする
大)求職者、稼働スタッフに安心できる対応ができているかを重点に置いている。
求人の情報、職場の環境をしっかり求職者に伝えられる仕組みになっているか、契約終了したスタッフさんに次の仕事をきっちり紹介できているか、求職者の目線で見たときにどこに課題があるのかを確認するようにしている

■自社のKPIについてどう管理されていますか
山)日々の輪切り、累積のおっかけ。2側面を集計して可視化して対応してます
辻)csv吐き出してExcelでほしいデータを結合させている。毎年重要KPI、課題は変わるので毎年環境は作り直している
高)csv吐き出してExcelで集計。関数、ビジュアライズしている。
大)当社はKPI重視ではないので、csvで吐き出しも行っているが、PORTERS内のレポート機能、選考プロセスで細かく割り振って数字を拾っている。求人獲得~候補者が出せるまでの日数を拾える仕組みをPORTERS内で完結するように作っています。

 

Q.大嶋様はPORTERS内で完結するようにとおっしゃられましたが、その他の方はPORTERS内で取っている数値はありますか?

山)ログイン率

辻)ダッシュボードで日々の件数は見ている、グラフは週次で見やすいので見ている。

高)メンバーが簡易確認でダッシュボードは見ている  
など、ご回答いただきました。

■現場の運用定着はどのように行っておりますか?
大)4年半前にポーターズを導入したが、1年くらいはメンバーに浸透しなかったと思う。
営業チームとマッチングをしているコーディネーター、サポートチームから1名、ポーターズ推進担当を選出して、使いにくいところ、こんなことできませんか?を週一回ヒアリングしていた。社内のメンバーが使いやすくなるように注釈をつけるたり…など繰り返ししている。
現在もPORTERSの効率的な使い方という社内勉強会を不定期で開催。内容的にはメールテンプレートの効果的な活用の仕方など、それを4年半続け、地道に活動している
山)トップダウンでやれというのが一つ、日々入力しているかどうかをチェックしているので、入力してないねと日々言い続ける
辻)1回で定着するものではないと思っている。全体課題なのか、個人課題なのかを意識するようにしている。リーダーなど複数にヒアリングするようにしている

高)トップダウンと、事業をうまく回すために入れているものなので、事業のKPIだったりすべてをポーターズに集約するようにしている。そもそもポーターズ行動数字を入れないと、評価につながらないという体制にしている。基本的にできていないメンバーがいたらリーダーに伝えてます。

 

Q.推進担当を設けた中でどのような課題が上がってきたのか聞いてみたい

大)入力項目が多すぎる、画面の構成、あっちをみたりこっちをみたりで目の動きが疲れるなど。
場所を変えるだけで入力しやすくなるので、いっしょに入力できるところはまとめてグループ化したりですとか、そういった工夫をしました。

定着といった面では、ここまで入力しないと次のページに進みませんよというルール化している。
例えば、求人はここまで入力していないと候補者は探しませんという風にルール付けしているので、営業担当としてはそこまでは何が何でもいれるという強い気持ちになる工夫はしております。

運用定着は大事ですね。トップダウンできればいいですが、入力とかについては評価項目に入れるという意見も多かったようです。
また、関係各所に推進担当を設ける、週一で改善ミーティングをするなどの環境整備も必要だと感じました。他社さんがどんな使い方をしているのか、運用をしているのかは皆さん知りたい共通の話題のようですね。
今回初のオンラインで開催したので、聞き取りづらいなどの不備、回答されている方の顔が映ってなかったなどの不備がございましたが、今後改善してまいりたいと思います。
また、ユーザー様の質問に、ユーザー様が回答する…というコミュニティも作っていたらと改めて思いました。
今後もパワーアップしたユーザー交流会になるよう企画してまいります! 

 


 
 パネリストの皆様とポーターズのキャラクターとの記念写真。
 ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

 また、ご参加できなかった皆様も次回ご参加いただければと思います。