ポーターズマガジン 2015年11月バックナンバー Vol.28より

トップコンサルタントの舞台裏 Interview File 037

株式会社インテリジェンス 河崎達哉さまp1-400x481.jpg
(写真中の会社名、所属部署名、役職はインタビュー当時)


 

人材紹介におけるシステムの活用は、今や新しいものではありませんが、

今後はAIを活用する時代になると言われていて、
これが一時的なトレンドなのか、今後も業界の常識として定着していくのかは、

2016年現在、まだ決断をするには少々早いかもしれません。

しかし、一部の企業や候補者にとって、AIはともかく、
システムは

既に採用活動の一部として定着しています。

 

システムにしかできないことと、人間にしかできないこと。
そして今後AIに置き換わること、置き換わらないこと。
それぞれが人材と企業の間に介在する価値とは何なのか。

2015年11月に発行された
ポーターズマガジン トップコンサルタントの舞台裏 Interview File 037より、

コンサルタントとして自分の介在価値を追い続ける、
河崎達也さんのインタビューとともに、考察してみました。


 

システムでできること:
過去の情報を相対的に比較・分析し、確率を出すこと

 

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どれだけ経験豊富なコンサルタントでも、今までかかわった案件や候補者数は、

システムが取り扱う情報量には届きません。現在注目されているAIを利用したサービスでは、

候補者の経歴・指向・行動などを分析し、最適な求人を候補者へレコメンドしたり、

企業の採用担当が欲しい候補者のグループを自動作成したりすることが出来ます。

候補者個人の情報と候補者の全体数が増えれば増えるほど、AIの提案パターンも増えていき、

提案の精度も上がっていきます。

しかし逆に、過去のデータが少なかったり、人材ビジネスを取り巻く環境が急に変わったりすると、

現在のシステムでは、必ずしも頼れるものではないということが挙げられます。

 

 

コンサルタントにしかできないこと:
関わる人の価値感を理解し、想像力のある提案をすること

 

インタビューにお答えいただいた河崎さんは、コンサルタントの「介在価値」について語っています。

候補者やクライアントの事実だけではなく、感性に基づいた情報も理解すること。

候補者・クライアントの価値の本質をを理解し、それぞれの価値に合わせて自分の提案スタイルを変えたり、

想像力を働かせ、未来の情報提供をすること。そして時には、新しい価値観を生み出すような提案もすることが出来るのが、

本当のコンサルタントの存在価値なのではないでしょうか。
 

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「カウンセリングやフォローの電話のときに、『クライアント企業の魅力はどこか』
『どう感じているか』を必ず聞いていました。
そこから得られる情報は俗人的かつ具体的で、教科書のようでしたね。
聞いた内容を次の登録者に発信していくうちに、
少しずつ『候補者が求める価値』の本質を理解できるようになりました」

「生半可に顧客理解をしたふりをすると、必ず見破られます。
今までのスタイルでは、適切なマッチングも、ワクワクさせる未来の情報提供もできないですから。
アナログでいかに顧客理解をするかが求められます」

 

 

過去の情報を相対的に分析するAIと、
想像力を働かせて未来を予測するコンサルタント

 

河崎さんへのインタビュー記事では、これからコンサルタントに求められるスキルについて、以下のようにまとめています。
 

アナログで顧客理解をすること。それは、この先コンサルタントに求められる必須のスキルだと河崎は断言する。

自動マッチングや自動レコメンドなど、デジタル化が進む中でも、アナログでしか対応できない領域は必ずある。

例えば企業の価値観や個人の働き方の多様化に対応し、未来の提示を行うことがその一つ。

「システムは、過去から算出することは得意ですが、未来予測はできません。

マーケットの動きを予測し、候補者の属する業界やキャリアは今後どうなっていくか、
意見として明示するのが私たちの役割です」
最終的な意思決定は候補者にあるが、意見がない提案にはそもそも価値がない。
コンサルタントの介在価値と価値提供を追求し続け、たどり着いた一つの答えを河崎は口にした。



今後、人材ビジネスには、更なる付加価値の創造が求められそうですね。AIのトレンドからも目が離せません。
その中でシステムを提供する私たちポーターズも、日々お客様へ更なる価値を提供するべく、邁進してまいります。


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By ポーターズ隊員 渡邉