こんにちは。                   
ポーターズカスタマーサクセスチームです。


本日は、PORTERSをご利用いただいているお客様向けに
HRBC番外編「職業紹介事業報告書」に必要な情報を、レポート機能を使って抽出する方法をご案内します!

※2022年4月以前にPORTERSの利用開始されたお客様が対象となります。利用開始時期により、設定済みの環境もございます。

PORTERSヘ求人・求職者・選考プロセス情報を入力することで、報告書に必要なデータを7種類のレポートから取り出すことが出来ます。
年に1回の作業にはなりますが、簡単にデータを取り出せれば普段の業務に支障もなく、効率化が図れます!


今回は、Part1~Part3の3回に分けてご案内いたします。
・Part1では職業紹介事業報告書の概要とレポート7種類(①~⑦)のご案内
・Part2では①~③のレポート設定方法
・Part3では④~⑦のレポート設定方法


本日はPart1をご案内します。
PORTERSの画面を開き、実際にレポート設定をお試しください!!

 

それではPart1「職業紹介事業報告書」と7種類のレポートの概要についてご案内します。

事業報告書の報告対象期間は毎年4月1日~翌年の3月31日になります。
提出期間は毎年4月1日~4月30日となります。
提出するフォーマットは労働局により、定められております。

※東京労働局HPの「様式第8号(実績あり)」を抜粋

ここではカスタマイズ前のPORTERS環境にてご案内いたします。
まず、PORTERS上に報告に必要なデータが実装されているかをご確認ください。
貴社側にて項目のカスタマイズや非表示、削除等を実施している場合は、再度項目を表示または作成していただく必要がございます。
また、PORTERSから1クリックなどで簡易的に出力する機能はなく、適宜必要情報をPORTERS上で取得し、記載する流れとなります。
尚、各種集計は労働局が定める「取扱業務等の区分」(令和5年度以降改正)に基づいて集計する必要がございます。
※「取扱業務等の区分」は令和5年度事業報告(提出期限:令和6年4月30日)から、改正されています。これまでご利用していた「取扱業務等の区分」は利用できませんのでご注意くだ
さい。正された「取扱業務等の区分」が選択肢に無い場合は、カスタマーサクセスチームまでご連絡ください。改正された「取扱業務等の区分」の選択肢を作成します。
※2022年5月からPORTRESご利用開始のお客様環境には「令和5年度以降 取扱業務等の区分」の名称で選択肢を作成しております。カスタマイズの選択肢の編集画面をご確認ください。


下記、番号は東京労働局から抜粋した有料・無料職業紹介事業報告書と呼応した形で記載しています。
・貴社側にて確認し、記載する
  1 許可番号
  2 事業所の名称及び所在地
  3 紹介予定派遣の実績の有無
  6 収入状況
  7 職業紹介の業務に従事する者の数
  8 返戻金制度
  9 従業員教育


・HRBCから該当情報を確認・出力、集計し、記載する
  4 活動状況(国内)
  5 活動状況(国外) ※海外で人材紹介を実施している場合のみ記載する
  6 収入状況 求人者(届出制)手数料


ここでは4 活動状況(国内)と6 収入状況 求人者(届出制)手数料の内容についてご案内します。
PORTERSではレポート設定で事業報告書のデータを抽出する設定を推奨しています。
レポート設定は下記7項目になります。
①有効求人数
②求人数(常用求人数、臨時求人延数、日雇求人延数)
③有効求職者数
④新規求職申込件数
⑤常用就職件数(無期雇用、それ以外)、臨時就職延数、日雇就職延数
⑥離職
⑦収入状況 求人者(届出制)手数料

■具体的な集計例
(※分類方法は取扱業務等の区分」を参照) 
※毎年3月31日でレポートからデータを抽出することを前提でご案内


①有効求人数
   →3月末日時点でOpenの求人の募集人数の合計を記載する
   →JOB階層のフェーズがOpenのデータを検索し、職種別に集計する   


②求人数(常用求人数、臨時求人延数、日雇求人延数)
   →対象期間中の求人募集人数の累計を記載する
   →レポート機能で出力し、対象期間内でOpenであったJOBの募集人数の合計を集計する
    (フェーズ、フェーズ日付、雇用期間、職種)

③有効求職者数
   →3月末日時点でOpenの求職者数の合計を記載する
   →レジュメ階層のフェーズがOpenのデータを検索し、希望職種別に集計する

④新規求職申込件数
   →対象期間中の求職申込件数(累計)を記載する。同一の方から複数回申込があった場合はそ
    れぞれ計上する
   →レポート機能で出力し、対象期間内でOpenであったレジュメの合計人数を希望職種別で
    それぞれ集計する 
    ※Aさんが2つの職種を希望していた場合はそれぞれでカウントする

⑤常用就職件数(無期雇用、それ以外)、臨時就職延数、日雇就職延数
   →期間の定めのない雇用契約による就職件数
   →それぞれのそれぞれの雇用契約における就職件数
   →レポート機能で出力し、対象期間内で内定承諾した合計人数を職種/期間でそれぞれ集計する

⑥離職
   →期間の定めのない雇用契約により就職した者で就職後6箇月以内に離職(解雇を除く。)し
    た者の数
   →レポート機能で出力し、対象期間内で6カ月以内で離職した合計人数を職種でそれぞれ集
    計する(報告は1年遅れ)


⑦収入状況 求人者(届出制)手数料
   →期間内に受け取った売上金額(税込み)を記載
   →レポート機能で出力し、対象期間内の徴収年月日、取扱業務等の区分及び雇用期間ごとで
    合計金額を集計する(※分類方法は「「取扱業務等の区分」について」参照


Part1の内容は以上になります。

PORTERSのヘルプページにもこれまでご案内した内容を記載しておりますので、お困りのことがあればヘルプページをご参照、または支援課までご連絡ください。

ヘルプページ:https://hrbc-support.porters.jp/hc/ja

お客様支援課:shienka@porters.jp

次回は「Part2 ①~③のレポート設定方法をご案内します!