Reeracoen Recruitment Co., Ltd.の導入事例

Reeracoen Recruitment Co., Ltd.

独自のKPIをシステムで徹底分析

「PORTERSを導入したことで、KPI管理が簡単にできるようになり業務効率化や生産性向上が実現できました。5時間かかっていた管理系業務の時間を1/10まで短縮でき、より重要な業務に集中すること可能になりました。」Reeracoen Recruitment Co., Ltd. 嶋氏




  • 細かなKPI管理が可能に

  • 業務効率化や生産性向上を実現

  • 項目を柔軟にカスタマイズできる


PORTERSで細かなKPI管理が可能に

日系の人材紹介会社としてアジアに進出し、急成長を遂げてきたReeracoenグループ。規模拡大を目指す上で、感じていた課題を解決するためにPORTERSを導入した。KPI管理や煩雑な作業の自動化により、大幅な効率化や生産性向上を実現。「PORTERSをかなり使いこなしていると思う」と話す嶋氏と川田氏に活用方法を聞いた。


――御社のビジネスの特徴や強みについて教えてください。


 弊社は2011年、シンガポールを皮切りにアジア全土に進出し、6年間で10か国・21拠点を実現しました。全拠点に日本人スタッフを常駐させ、日系クライアントを中心とした課題解決型の人材提案をしています。またローカライズすることで、各国のニーズに合わせた人材提供を実現。企業の組織を強固にするだけでなく、企業と求職者がグローバル社会に貢献できることが私たちの願いです。


――どのような経緯でPORTERSを導入されたのでしょう。


 2012年9月にタイ拠点のReeracoen Recruitment を設立しました。それまではレジュメが一元管理できない、どこにどういうプロセスがついているか分からない、という課題がありました。そこで海外拠点を拡大するにあたり、必要な項目に合わせて柔軟にカスタマイズができ、拡張性も高いシステムを導入しようとPORTERSを導入したのです。


――PORTERSを導入したことで、どのような効果がありましたか。


レポート機能で細かなKPI管理ができるようになったことにより、業務効率化や生産性向上が実現できました。具体的に、RAはお客様のフォローができているか、面接状況はどうか。CAは、求職者はどういうプロセスにあるか、どこでつまずいているか、どの職種・会社が決まりやすいかなどを、歩留まりを見て判断しています。また、JD(職務経歴書)ごとの稼働率や進捗状況をレポートで抽出し、日次もしくは週次でGoogle スプレッドシートに入力。そのデータに基づいて、リーダーが意思決定をしています。


――売り上げ数字やコンサルタントの人数はどのくらい拡大していますか。

川田
 売り上げは、私が着任した2014年からですと毎年20%くらいで成長し、コンサルタントの人数は、約3倍の90名にまで増えています。

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レポート機能を活用し、5時間かかっていた業務を30分に短縮

――御社ではどのようなKPIを設定しているのでしょうか。

川田
 最も重視していることは、候補者様側では「何名の候補者様に面接機会を提供できたか」、クライアント側では「何件の求人で面接機会を提供できたか」です。この2つをベースに、細かく指標を設計し、その他KPIも設定しています。


――PORTERSを使う中で、特に便利だと感じているのはどの機能か教えてください。

川田
特にレポート機能が便利だと感じています。課題の抽出と事実検証を行い、そこに対して施策を打ち出す。そして、うまくいっているかどうかの判断を、短期間で行える機能が実装されています。非常に使いやすく効率的で、以前は5時間かかっていた管理系業務が、1/10の30分で済むようになり、より重要な業務に集中することが可能になりました。
あとは全体的に柔軟性が高いところです。大項目と小項目をこちらでカスタマイズできるため、業務オペレーションや新しい取り組みを短いスパンで回せるのは、PORTERSだからこそ実現できています。


――ほかにもよく活用されている機能はありますか。

川田
CV-Parsing機能です。弊社のレジュメは9割が英語で、そのうち7割はCV-Parsingで取り込んでいます。データ入力の手間を削減できて、生産性が向上したと感じていますね。


――それでは、PORTERSへのご要望があればお聞かせください。


キャンデイトやクライアントの情報を、定義ごとに色わけできるといいですね。例えば弊社の求人案件には、SやAなどランクをつけており、コンサルタントが見たときに一目でわかると便利だと思います。

川田
弊社は決まった頻度で、先ほど申し上げた項目を中心とした実績のモニタリングをしています。その際はレポートから出力されるデータと、他のツールを組み合わせて実用化していますが、こちらのモニタリングがPORTERSで完結できるようになればと思います。現在の方法ですと、まだ若干手間がかかるし間違える恐れもありますから。ただ、それ以外は基本的に便利だと感じています。


――ありがとうございました。最後に今後の御社のビジョンを教えてください。


私たちのクライアントは8割が日系企業です。日系は社数が限られているため、今後は外資系の企業様も開拓し、規模拡大を目指していきます。また求職者開拓は、7割がスカウトによるものです。自社のブランド力やWEBマーケティングを強化して、インバウンドで求職者を増やしていきたいですね。

Reeracoen Recruitment Co., Ltd.

https://www.reeracoen.co.th/ja

日本の大手人材サービス企業である株式会社ネオキャリアの海外ブランド。日本での人材業界での実績を軸に、アジア10ヵ国21拠点で人材紹介サービスを展開しており、多くの求職者様の転職・企業様の採用をサポートしている。

801 8th Floor, Mercury Tower, 540 Ploenchit Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(+66)02-253-9800

Interview with
嶋 航 氏

Reeracoen Recruitment Co., Ltd.
Regional Manager

Interview with
川田 紘道氏

Reeracoen Recruitment Co., Ltd.
General Manager