PORTERS お客さま導入事例
株式会社UZUZ

【後編】月125時間以上工数削減・コンバージョン率も大幅アップ

株式会社UZUZ PORTERS Agent(以下PORTERS)導入事例  ~後編~

<TOPICS>
■月125時間分の人件費を削減、コンバージョン率も大幅アップ
■マーケティングに注力しシェアNo,1を目指す




  • 評価や営業支援のツールとしても使える

  • カスタマイズ性の高さ

  • 候補者・企業の進捗管理ができる


「独自開発を追加し最強システムを実現」したその効果とは

前編では、PORTERS導入と「CS執事さん」「Googleフォーム連携」等の独自開発追加によって、どのような成果があったのか、お話をお伺いしました。

▼前編の記事はこちら
https://hrbc.porters.jp/case/detail/id=631

月125時間分の人件費を削減、コンバージョン率も大幅アップ

――さまざまな独自開発を行うことで、生産性向上や工数削減につながった事例はありますか?

藤谷氏
「CS版執事さん」を導入したことで、手作業だったときと比べて、一件の入力につき5~10分の短縮ができました。月間約1000名の新規登録があるので、ざっくり計算すると、月125時間分の人件費が削減できています。またアルバイト一人につき、研修に30時間ほどかけていましたが、5時間で済むようになりました。事務作業のミスも、1日につき一件ほど減りましたし、これまでミス対応に割いていた工数も、CS一人あたり月3時間削減されました。CSは5~6名いるので、月間20時間ほどの工数・人件費につながっています。
また自社WEBサイトに、新規登録者向けのフォームを埋め込んでいます。候補者が「登録する」というボタンを押したとき、別ページに遷移して、必要な情報を入力してもらうフローだと、ユーザーの負担が大きく、心理的な工数も上がります。そこでフォームを作成し、サイト上で必要情報を入力できるようにしたところ、コンバージョンが11.5%から18.2%に上昇しました。


――PORTERSの運用ルールを社内に浸透させるために、工夫されていることがあれば教えてください。

藤谷氏
私がいるエンジニアチームでは、「抜け漏れが無いように気を付けてね」とCAに言うことはNG、と決めています。気を付けてもミスは必ず発生するので、抜け漏れが起こりえないシステムや運用フローを作るように心がけています。その一端がGoogleフォームで、重要な項目を必須項目にすることで、抜け漏れを防止しています。また社内向けに、YouTubeでもPORTERSの操作方法を発信しています。


――YouTubeで? どのような内容なのですか?

藤谷氏
実は私は元お笑い芸人で、元相方もUZUZで働いています。さらに、元芸人のCAとCTOの4名で、「ネオリーマン」というお笑いユニットを組んでおり、そのメンバーで情報発信をしています。面白い内容なら見てもらえますし、浸透しやすいので、できるだけユーモラスな内容を意識しています。

point3

マーケティングに注力しシェアNo,1を目指す

――御社は2020年3月に、グループ会社となる株式会社WWWを設立しました。その背景について教えてください。

岡本氏
弊社の登録者は、実務経験がないという理由で、面接を通過しない方が少なくありません。特にウェブマーケティング領域は顕著で、逆に言うと、実務経験が少しでもあれば受かりやすい。そこで、実務経験を積んでもらうために設立したのがWWWです。
WWWでは、弊社が強みを持つWEBマーケティング領域で、コンサルティングや教育サービスを行っています。依頼された広告代理業務を、現在はUZUZの社員で行っていますが、ゆくゆくはウズウズカレッジの受講生にも有償で任せていきたい。そうすれば、実務経験として職務経歴書に書くことができます。さらに、広告代理業務を依頼してくださっているクライアントに、「御社の業務をこなしていたのはこの人です」と紹介すれば、より採用につながりやすくもなる。WWWで候補者に実務経験を積んでもらい、人材紹介と結び付けることに力を入れていきます。


――ありがとうございました。最後に、御社の今後の展望をお聞かせください。

岡本氏
縦軸と横軸があります。まず縦軸ですが、既卒・第二新卒・フリーター領域の人材紹介で、日本一のシェアを獲得することです。その方法として、私たちが強みを持つWEBマーケティングに注力していきます。弊社の新規登録者は、弊社のYouTubeチャンネル「UZUZ就活チャンネル」経由が全体の15%を占めています。日本の紹介会社で、YouTube経由でこの規模の登録者を獲得している会社はほかにないでしょう。現在はコロナの影響で求人が減り、一方で人材があふれている状況です。しかしコロナが収束した後、再び人材不足になるでしょう。そのときにマーケティングで勝ち切り、集客できれば、シェアナンバーワンを実現できると思っています。そのために、現在のYouTubeのチャンネル登録者2.5万人を、20万人にまで増やしていきます。
横軸の方は、現在は東京・大阪が中心のウズウズカレッジを、日本中に普及させることです。これが人材紹介事業に直結するとは限りませんが、若者の教育環境を整え、情報格差をなくすことを目指しています。




株式会社UZUZ PORTERS導入事例【前編】記事はこちら

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https://uzuz.jp/

■企業情報
株式会社UZUZ
東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
Tel.03-5333-0802(代表)

Interview with
岡本 啓毅 氏

株式会社UZUZ
代表取締役社長

Interview with
藤谷 宗平 氏

株式会社UZUZ
システムエンジニア・キャリア/リクルーティングアドバイザー