Reeracoen Singapore Pte. Ltd.の導入事例

Reeracoen Singapore Pte. Ltd.

KPI管理、ベストプラクティスを拠点展開

「弊社が7年間で10カ国22拠点のスピードで進出できたのは、PORTERSのおかげだと思っています。海外拠点全てでPORTERSを導入しており、業務フローを改善したり、ノウハウを共有しています。」Reeracoen Singapore Pte. Ltd. 副島氏




  • 業務フローの標準化

  • 情報を一元管理できること

  • 拠点展開


業務プロセスの改善、情報共有で、ビジネス拡大

日系の人材紹介会社としてアジアに進出し、急成長を遂げてきたReeracoenグループ。規模拡大を目指す上で、感じていた課題を解決するためにPORTERSを導入した。KPI管理や業務フローの管理により、大幅な効率化や生産性向上を実現。便利に感じていることや具体的な活用方法、今後の要望など副島氏に聞いた。

――まず御社のビジネス概要について教えてください。

弊社は、2011年10月11日創立し、7年間で10か国・21拠点を実現しました。日系クライアントを中心とした課題解決型の人材提案をしています。ターゲットしている求職者は8割ローカル人材、2割は日本人人材です。弊社の強みは、保有する求職者の数と、案件対応・コミュニケーションのスピード感です。シンガポールでは、特に日本語案件は限られていますのでスピード感が大事です。スピード感を実現するため、細かく業務プロセスを管理し、迅速にフォロー、アドバイスなどを行っています。また、全拠点に業務プロセスが標準化できているので、拠点異動などの時にタイムロスなく業務が進められる状態です。

――どのような経緯でPORTERSを導入されたのでしょう。

設立当時は、情報の管理を出来ておらず、コンサルタントがなにをやっているか分かりませんでした。案件の動きも把握していませんでした。情報の一元管理、業務プロセスの標準化と他拠点同じシステムを使えるというポイントでPORTERSを導入しました。

――求職者数の確保のために、なにをされていますか?

PORTERSでは過去の求職者データの掘り起しができるので、便利です。7年間のデータも管理していますのでその時の求職者とのコンタクトでき、案件を紹介できます。

――PORTERSを導入したことで、どのような効果がありましたか。

弊社はシンガポールから始め、アジアの国々に拠点展開のビジョンがありました。海外事業、当初から導入をしていたため、弊社が7年間で10カ国22拠点のスピードで進出できたのは、PORTERSのおかげだと思っています。海外10カ国全てにおいてPORTERSを導入していることもあり、同じ言語で業務フローを改善したり、ノウハウを共有しあったりすることが可能になっている。また戦略的に人材を異動する際も、同じシステムのため、戦略的に異動後のキャッチアップも早くなっている。同じ言語、同じシステムからこそ拠点共有が出来ます。

――設立から現在まで、事業規模はどのくらい拡大したのでしょうか。

シンガポール法人では、設立から現在まで従業員が約4倍増え、売上は約4~5倍拡大しました。

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KPIマネジメント、PDCAをスピーディーに回す、生産性を向上

最も重視していることは、対応のスピードです。具体的には、登録者に対して案件打診スピードと、案件に対して面接を設定するスピードです。対応の速さはやはり案件の受注スピードや成約率に影響があります。

――御社ではどのようなKPIを設定しているのでしょうか。

求人がオープンになってから求職者に打診するまでどのぐらいの期間が経ったかのと、各案件・求職者に対して何件紹介されましたのを見ています。このタイムラグをモニタリングし、マネジメントからアドバイスなどしやすいです。

――細かくプロセスのモニタリングできるということですか。

はい、そうです。マネジメントしやすいです。

――KPI管理によく活用されている機能はありますか。

ダッシュボードとレポート機能を沢山使っています。デイリー、ウィークリーとマンスリーKPIをレポート機能で管理しています。デイリーKPIは案件紹介の数と書類推薦の数を見ています。例えば、決まりやすい案件がちゃんと紹介されているかを確認します。ウィークリーは登録者のリファーラルを確認します。例えば、今週設定した面接の求職者はどこの媒体サイトから来たのかなどの確認です。また、応募承諾から紹介までの期間や週間の選考プロセスの数も確認します。マンスリーKPIは様々ありましてダッシュボードとレポート機能を活用しています。

――PORTERSを使う中で、特に便利だと感じているのはどの機能か教えてください。

進捗NAVIです。私は毎日見ています。当日面談設定の求職者に求人の打診がされているか、また、歩留りはどこに起きているかをコンサルタント毎に見ています。

――チームの徹底を工夫したことがありますか。

毎回メンバーにリマインドします(笑)。

――では、PORTERSへのご要望があればお聞かせください。

要望は3つあります。まずは、SMS連携やチャットアプリなどの連携です。求職者はメールをあまり見ないので、携帯でのメッセージングでもっとリーチできると思います。二つ目は、PORTERSを使いこなせないメンバーにトレーニングする。社内でまだ使いこなしていないメンバーもいますので、海外でも定期的トレーニングの機会があった方が良いと思います。三つ目は、他社の事例も聞きたいので情報提供を頂ければ嬉しいです。PORTERSは年中のアップデートがいくつかあると思いますが、このアップデートによって業務改善できる、などの事例に興味があります。新規機能の紹介もあったらありがたいです。

――ありがとうございました。最後に今後の御社のビジョンを教えてください。

2023年までに日系の人材会社で売上No.1になるというビジョンがあります。それに向けて、まずは外資系の開拓と、派遣も着手し始めて、本格的行いたいと思います。

Reeracoen Singapore Pte. Ltd.

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日本の大手人材サービス企業である株式会社ネオキャリアの海外ブランド。日本での人材業界での実績を軸に、アジア10ヵ国21拠点で人材紹介サービスを展開しており、多くの求職者様の転職・企業様の採用をサポートしている。

Interview with
副島康介氏

Reeracoen Singapore Pte. Ltd.
Regional General Manager