HRビジネスクラウド お客さま導入事例

KANAEアソシエイツ株式会社
KANAEアソシエイツ株式会社

生産性と顧客価値の同時向上を実現

製造工程で発生するロスを可視化し、業務改善に繋げる。メーカーで用いられるそんな手法・概念を取り入れ、人材紹介を行っている同社。紹介のプロセスを可視化し、独自のパフォーマンス管理を実現している。

人材ビジネスはデータを用いて 業務改善が可能な業態

―まず御社の人材ビジネスの特徴を教えてください

弊社は金融スペシャリストに特化した人材エージェントです。高い専門性が求められる金融業界において、弊社のコンサルタントは一人ひとりが深い知識や豊富な経験を持っています。また蓄積した事例を社内で共有することで、クライアントに満足いただける人材紹介サービスを実現しています。


―人材ビジネスを行う中で、HRBCを導入されたのはどのような目的だったのでしょうか。

紹介プロセスを可視化し、業務効率を上げることが最大の目的です。具体的には、クライアントから求人票を何枚いただき、それに対してどれだけ推薦をしたか。そのうち何件が面接に繋がり、何件成約したか。これら「数と率」を可視化することで、どこの数が足りないのか、どこからどこへ進む確率が低いのか、課題が見えてくるのです。


―HRBCで取得したデータを、具体的にはどのように活用していますか。

 レポート機能で抽出したデータをExcelで加工し、KPIに反映させています。弊社では、KPIを「価値のKPI」と「業績KPI」に分けています。価値のKPIとは、一定期間内に、クライアントの求人に対してどれだけ推薦できるか、あるいは面接に何件進めるか。求職者には何件紹介できるか。つまり、決定の前工程で、クライアント一社一社、求職者一人ひとりにどれだけの可能性を提供できるかが価値のKPIです。一方、業績KPIは、コンサルタントごとの推薦数や、担当するクライアントからの新規求人票の件数など。HRBCを使うことで、「価値のKPI」と「業績KPI」の両方を可視化できるので、非常に助かっています。


―人材ビジネスを行うにあたって、データの重要性をどのように考えていらっしゃいますか。

 メーカーでは当然のように、製品の生産工程におけるロスが可視化され、日々の改善に役立てられています。一方サービス業では、一般的に一つひとつのサービス工程を可視化することが困難とされています。サービスがコアである人材ビジネスも、HRBCにすべての業務を集約すれば、メーカーの製造過程と同じように、サービス過程を数値化することができます。そして数と率のデータをマネジメントに活用することで、生産性も顧客価値も同時に高めることができるのです。多くの人材会社同様、当社も複数の集客媒体を利用させていただいていますが、それぞれ別に管理していると、どこに課題があるか分かりません。その一括管理を行うための基幹システムが、HRBCなのです。

一斉メール配信をはじめ HRBCの機能に満足している

―HRBCを運用するにあたって、社内で何かルールを設けているのでしょうか。

 求人票やレジュメの入力、推薦のメール、求職者の記録など、あらゆる業務工程をHRBCで行うことです。クライアントへの訪問記録もサブリストに入れるなどして、全てHRBCで完結させていますね。よく「すべての業務をHRBCに集約するのは困難なのではないか?」と聞かれますが、業務ルールだけでなく、目標管理や人事評価もHRBCから出力されるデータに連動させることで、当社では無理なく徹底できています。評価の公平性も確保できていると思います。


―現在HRBCで活用している機能と、今後期待することがあれば教えてください。

戦略変更や市場の変化に合わせて、フレキシブルに即時システム変更できるHRBCの機能には、大変満足しています。お客様からお預かりした機密性の高い情報を、堅牢なクラウドで管理してくれる機能もまた、中小エージェントには、この上なくありがたいですね。自動的にパスワードが発行され、送信先が自動的に絞られるメール機能も秀逸です。おかげさまで、当社では創業以来誤送信などのメールトラブルが一回もありません。
また、最近追加された一斉メール送信機能は重宝しています。これまでは、HRBCからダウンロードしたデータを、一斉送信が可能なほかのメールシステムに移し、送っていました。個人情報漏えいのリスクを考えると、HRBCから直接送信できる方がいいですし、送信記録も残せるので効率的です。求職者へのメールでは求人を複数付けられるのも便利ですね。
ほかにも、まだまだ使いこなせていない機能がたくさんあるだけで、相当にいいシステムだと感じています。HRBCには現状でもかなり満足していますが、レポート機能がさらに進化し、マネジメント機能が実装されればありがたいですね。現在はレポート機能で抽出したデータを、Excelで分析しているのですが、HRBCで完結できればより便利になるでしょう。


―ありがとうございました。最後に御社の今後のビジョンをお願いします。

金融業界に特化したエージェントとして、日本一を目指していきます。総合型では専門性を深めるのが難しい。当面は業界を広げずに、金融業界で培った知識や経験、事例をもとに、より良い紹介を行っていきます。また求職者には、弊社と出会うことでこれまで以上に活躍でき、志を叶えられるステージを用意できる、そんな存在を目指していきます。

KANAEアソシエイツ株式会社

http://kanae-associates.com/

2010年設立。金融インダストリーの幅広いエリアで、外資日系を問わず、スペシャリストやエグゼクティブに特化した人材紹介サービスを提供。長年にわたる独自の情報収集活動により、 次世代金融ビジネスのトレンドを見据えた大局的なアドバイスに強みを持つ。

Interview with
鈴木宏昭氏

KANAEアソシエイツ株式会社
チーフ・ストラテジー・オフィサー