人材紹介業のプロセス管理とは?

  • ポイント1

    ある紹介会社様の例

    以前、ある人材紹介会社さまから相談を受けました。
    その相談とは「求職者開拓にあたって、費用対効果の高い転職サイトを教えてほしい」でした。
    実際に、その人材紹介会社様では複数の転職サイトを利用されていました。
    転職サイトAは、月間登録者数 144名。
    転職サイトBは、月間登録者数 30名。
    「Bをやめて、他の転職サイトを利用したい」というもの。
    この時、この人材紹介会社さまでは、次のようなことが起こっていました。

    「月間の登録者
    転職サイトA  144名
    転職サイトB  30名
     ⇒ それぞれに、約50万円ほどの広告宣伝費をかけていらっしゃったので、費用対効果4.8倍!
    しかし、もう少し細かく調べていくと次のようなことがわかりました。

                  エントリー ⇒ 登録
    --------------------------------------------
    転職サイトA       180名      144名
    転職サイトB       100名      30名
    効果の比較(A/B)    1.8倍      4.8倍
    更に調査を進めた結果は以下の通りです。

                  エントリー ⇒ 面談設定 ⇒ 登録
    --------------------------------------------
    転職サイトA       180名      80%      144名
    転職サイトB       100名      30%      30名
    効果の比較(A/B)    1.8倍      2.7倍      4.8倍


    では、なぜこのようなことが起こっていたのでしょうか?
  • ポイント2

    原因はプロセスへの注力

    原因は以外に単純なものでした。
    この人材紹介会社さまには、転職サイトからの求職者集客業務に担当者を置くという考え(マネジメント)がありませんでした。たまたま、転職サイトAは2年以上利用しており、社内にいらっしゃった気の利く方が、求職者へのスカウトメール送信やエントリー受付業務、面談への呼び込みなどを積極的に行なっていらっしゃいました。
    しかしながら転職サイトBは、残念ながら担当者が明確でなく、集客を促進することが出来ていませんでした。
    このことから言えることは、「面談を設定する」というプロセスに注力することで、投資対効果の差は 2.7倍にも開いたという事実です。

    以上は、転職サイトの費用対効果に差があるという現象をプロセスに着目して細分化したことで集客という成果を出すための課題が明らかになったという事例です。

    更に課題を明確にした結果、この人材紹介会社さまでは、各転職サイトからの以下の成果を大幅に改善され、費用対効果を最大化することに成功されています。
     ・エントリー数
     ・面談設定率
     ・登録人数
  • ポイント3

    成果向上のためにプロセスに着目の例

    話題を変えて、登録者一人当たりの転職成功率を引き上げるためには様々なプロセスに着目して、注力する必要があります。
    登録者一人あたりへの求人案件紹介数を増やすのに、ある大手のキャリアアドバイザーは言います。
    「毎日、必ず、新たに追加された新規求人案件を全て詳細にまで目を通します!」
    1次面接の合格率を上げるためにある分野特化された紹介会社のコンサルタントは言います。
    「面接後、必ず、1時間以内に人材と企業に連絡をいれ、評価・印象の詳細を聞きます!」
    紹介会社の特徴によって施策は異なるのでしょうが、最終的な成果を上げるために、プロセスに着目し注力することが求められています。
    100名の登録者から何人の転職成功者を生み出せるか。
    この価値あるサービスを、より多くのエンドユーザーから認知され、評価され、今以上に求められるサービスとするために、徹底的に業務プロセスを改善・改革していくことが、私達人材紹介に取り組む全てのスタッフに求められていると思います。 

    プロセス管理による集客拡大などのご相談は→ 人材紹介ビジネス経営者向け個別相談会(随時開催)